出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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さて、本日はちょっと懐かしいタムロン製品のおはなし。
TAMRON FOTOVIX ⅡX-S
フォトビックスは主にフイルムをテレビに映したりビデオで録画したりするための機器で、タムロンは「写真はテレビで見る時代です」と宣伝していました。
初代は1985年頃に発売され、その後フォトビックスシリーズは何種類も誕生しています。
ⅡX-Sの発売年や値段が確認できる資料を持っておらず詳細はわからないのですが、Sの付かない“Ⅱ-X”は1993年カメラ総合カタログvol.107(日本写真機工業会)で紹介されていて、そちらの希望小売価格は税別で18万8000円。
フォトビックスⅡX-Sは中判のフイルムにも対応していて、オプションとして中判用のコンバージョンレンズなどもありました。
ネガは変換してテレビに映してくれます。
ポジの場合はそのまま映せます。
また、カメラ部分の角度を変えて風景を写すことも可能です。
S映像出力端子付き。
現代のテレビでは使いづらいかもしれません。
そもそも、最近のきれいな映像を見慣れた人々が許容できる画質ではないと思うので、使えなくて困るという方もあまりいないでしょう。
もし特殊な事情で中古のフォトビックスを購入するなら、古いビデオカメラ同様にまともな色が出なくなっていることもありますから、くれぐれもご注意ください。