出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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さて、本日はコンパクトカメラのおはなし。
BANDAI mycrystal
バンダイのマイクリスタル。
「セサージュコレクション」と名付けられた玩具のシリーズの一種で、実際にフイルムを入れて撮影できる35ミリレンズシャッター式カメラです。
パッケージも可愛らしい女の子向けの商品でした。
探し物のついでに説明書を見つけたのですが、気づけば表紙にも「女のコのカメラ」と記されていて、こちらは現代だったら問題になってしまうかもしれません。
中をチェックすると、しっかり「製造元 株式会社リコー」とあります。
レンズは リコーレンズ35mm F4.5(3群3枚)。
固定焦点式で撮影範囲は1メートル～∞(遠景用の無限ボタンあり)。
シャッター速度は単速1/125秒。
フイルム感度の設定は手動(ISO100～1000)。
電源はアルカリ単3電池2本(ニッカド電池使用不可)。
内蔵ストロボは暗いところで自動発光。
台湾製。
リコーイメージング株式会社のウェブサイトで調べてみると、元になったカメラはリコーの“LX-22”であることがわかりました。
LX-22は1992年3月発売、希望小売価格はケース付きで税別1万3800円。
面白いことに輸出専用機としてマイクリスタルと同じカラフルなスケルトンモデル“LX-22S”もあったそうです。
そちらは海外のオークションサイト等で探せば入手できるのではないでしょうか。
アンケートはがきの表には「41円切手をはってください」。
マイクリスタルは平成初期のカメラです。