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さて、本日はフラッシュバルブ(閃光電球)のおはなし。
Nikon Flash Bulb Unit BC-7
上の写真は発光器に装着した状態。
銀色の反射傘の中央にある電球がフラッシュバルブです。
フラッシュバルブにはF級やM級(クラス)などの種類があって、シャッターに適した物を選ぶ必要があります。
私自身もよくわかっていないのですが、家にある本で調べて簡単に(大雑把に)まとめてみました。
参考資料
新版写真技術用語辞典(日本理工出版社)
写真用語辞典(日本カメラ社)
新版写真技術ハンドブック(ダヴィッド社)
フォトアート臨時増刊 写真ライティング(研光社)
・F級…F接点用
F接点では1~1/100、1/250秒くらいまでの速度に同調。
X接点では1~1/50、1/100秒くらいまで同調。
M接点では使用不可。
・M級…M接点用
M接点では全速同調。
F及びX接点では1/30秒くらいまでのスローシャッターで同調。
・FP級…フォーカルプレーンシャッターのFP接点用
FP接点では全速同調。
・MF級
こちらについては資料が乏しく細かいことがわかりませんでした。
X接点で1~1/30、1/60秒くらいまでの低速で同調するようです。
基本的にはF接点ならF級を、M接点ならM級を、というように専用のフラッシュバルブを選んで撮影します。
↓スピグラについていたシンクロコンパー。接点はMとXを切り替えられます。
↓ペンタックスSPFの接点はふたつあり上がFPで下がX。
と、まとめてみたものの、実は上記の情報は鵜呑みできないので注意が必要です。
実際はカメラの説明書とフラッシュバルブの説明書でしっかり確認しないと失敗する可能性が高くなるでしょう。
例えばペンタックスSPの説明書を読むと発光器をFP接点に接続した場合に小型のFP級フラッシュバルブで同調するシャッター速度は1/125~1/1000秒だそうです。
ゼンザブロニカS2の説明書では全速同調すると書かれています。
問題なく同調する場合もシャッター速度によってガイドナンバーが変わるため、フラッシュバルブのパッケージを確認しないと適切な絞り値がわかりません。
もし、これから初めてフラッシュバルブ(閃光電球)を使ってみようと考えている方がいらっしゃいましたら、しっかり下調べしてから撮影することをおすすめします。
そして、フラッシュバルブ(閃光電球)研究所さんのブログもおすすめします。
閃光電球を発光させている様子の動画も必見!