出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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さて、本日はカメラのおはなし。
FUJI TWING TW-3
フジのツイングはハーフサイズの2焦点コンパクトカメラ。
広角レンズと望遠レンズを搭載しています。
1985年発売。
標準価格3万9800円。
ワイドは 23mm F8 です。
1メートルから無限遠までピントが合うパンフォーカス。
レンズ横のレバーを操作すると0.5～1メートルの近接撮影が可能。
ポップアップする内蔵フラッシュは広角でしか使えません。
TVモードではフラッシュは発光せず、シャッター速度が当時のテレビ画面の撮影に適した1/30秒になります。
望遠レンズは 69mm F8。
目測式の3点ゾーンフォーカスです。
最短撮影距離は4メートル。
フイルムを入れると最初に全部巻き上げるプレワインディング方式を採用。
撮影を進めると露光したコマが順番にパトローネに巻き戻されるため、間違って途中で裏蓋を開けてしまっても撮影済みの部分が保護される仕組みです。
デザインも独特で魅力的なTW-3にも、非常に残念なポイントがあります。
なぜか自分で電池を交換できるように作られていないのです。
電池交換時は修理のようにメーカーに依頼することになっていました。
現代では自力で電池を入れ替えて使っている方々もいるようですが、一般的にはむやみに手を出さないほうが良いカメラだと思います。
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