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さて、本日は単焦点レンズのおはなし。
Ai Nikkor 200mm F4S
※写真のレンズは内蔵フード部にステッカーが貼ってあります
ニコンFマウントの望遠レンズ。
いまでは「オールドレンズ」として扱われていることもある40年ほど前の製品です。
当時の希望小売価格は4万6000円。
重量が510グラムと軽量であり、望遠にしては扱いやすいサイズなので、カタログでは“機動性を要求されるスポーツ・報道写真などの分野で威力を発揮します”と紹介されています(1986年6月10日付のニッコールレンズカタログより引用)。
最短撮影距離は2メートル。
フィルター径52ミリ。
レンズフードは本体組み込み式。
左はAiマイクロ105/2.8S。
値段もサイズも手頃なAi200/4Sですが、やはり画角の狭い望遠レンズですので、明確な目的がないまま手に入れてしまうと、あまり出番がなくてもったいないことになるかもしれません。
例えば50mmの次に中望遠マクロを買った方が「もう少し長いレンズが欲しい」と感じた場合などに選ぶと良いと思います。
もっとも、40年前は高価だった望遠ズームの中古品が現代では単焦点レンズより安く売られていることも多いため、200/4クラスの単焦点より、80~200mmや100~300mmなどの出物を手に入れたほうが、おそらく出費を抑えられるうえに気軽にいろいろ使えて便利でしょう。
こちらのAiニッコール200/4Sは、「200mmが必要だ」、「どうしても200mmを使いたい」という方々にはおすすめしたい良いレンズです。
追記:こちらもぜひご覧ください。
続・Ai Nikkor 200mm F4S 2021.7.10
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