出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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さて、本日もアクセサリーのおはなし。
ステップダウンリング
ステップアップリングとは反対に、レンズのフィルター径より小さいサイズのフィルターを使いたいときに利用するアクセサリーがステップダウンリング。
使える場合はとても便利な品です。
ただし、そのサイズにあまりに差があるとケラレが生じる可能性が高いため、ステップダウンリング使用時は必要以上に注意しましょう。
今回は気になることがあって、あえてケラレの様子を確認してみました。
ボディはニコンDf、レンズはタムロンのAF28～75/2.8(A09)。
ケラレがわかりやすいよう保護フィルターの先に‟67→52”のステップダウンリングを装着。
・28mm F2.8
・28mm F5.6
・28mm F11
・75mm F2.8
・75mm F5.6
・75mm F11
・75mm F2.8 ステップダウンリングなし
・75mm F2.8 ステップダウンリング‟67→52”あり
主に写真館で使われていた用品で、被写体の下部や周辺を暗く落とすためにレンズ前にセットするマスクがありましたが、ステップダウンリングを上手に利用すれば手軽に効果に仕上げられるのではないかと、急に思いついて試してみました。
残念ながら自分好みに仕上げるには少し手を加えないといけない感じがします。
何でも手軽に済ませようと考えることが間違いなのでしょう。
ただ、トイカメラなどで‟周辺光量落ち”を楽しむ方々にはこのままでも役立つかもしれません。
ぜひお試しください。
追記：ステップダウンリングは必ずケラレが生じるものではありません。今回は正しい使い方ではなく、わざとケラレが目立つように考え、それを利用した撮影を試みました。本来はレンズのフィルター径(アタッチメントサイズ)よりも小さなサイズのフィルターを活用するためのアクセサリーで、問題なく使える組み合わせならケラレもなくとても便利な製品です。
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