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さて、本日もレンズのおはなし。
TAMRON 28-200mm F/3.5-5.6 Aspherical (71A)
昨日は標準ズームと望遠ズームを組み合わせて撮影しました。
こちらの71Aは広角28mmから望遠200mmの高倍率ズームですので、1本でいろいろな撮影が楽しめます。
カメラはニコンDf。
当然ながらニコン用のマウントを使用。
28mm F3.5
28mm F8
200mm F5.6
交換レンズを何本も持ち歩かなくて済む高倍率ズームは実に便利な存在と言えるでしょう。
ただ、万能ではありません。
特に、この71AやAFレンズの71Dは最短撮影距離が2.1メートルで近接撮影は非常に苦手です。
被写体から2.1メートル離れないとピントが合いません。
例えば旅先で名物料理を撮ったり屋内で記念写真を撮ったりすることも少なくないでしょうが、そのような用途には使えないと考えたほうがよいでしょう。
28mm (撮影距離2.1メートル)
200mm (撮影距離2.1メートル)
このレンズはサイズ優先で開発され、コンパクトに仕上げるために最短撮影距離を短くしなかったそうです。
代わりに最初からクローズアップアダプターが用意されていました。
200mm (撮影距離1メートル)※専用のクローズアップアダプター使用
28mm (撮影距離2.1メートル)
28mm (撮影距離1メートル)※専用のクローズアップアダプター使用
個人的にはクローズアップアダプターを使用しても不満が残ることが多く、このレンズ1本で撮影しなければならない状況になったらかなりつらいと思います。
大口径標準ズームや、35mmや50mmあたりの単焦点レンズと組み合わせて持ち歩くには悪くない感じです。
なお、1998年に発売された 28-200mm F/3.8-5.6 LD Aspherical IF Super (171A) では最短撮影距離がズーム全域で0.8メートルになっています。
本気で使うつもりならそちらを探したほうが良いと思います。
追記:こちらもぜひご覧ください。
続々・TAMRON 28-200mm F/3.5-5.6 ニコンD5000で撮影 2021.8.27
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