LPL DAYROLL | 出張撮影 スタジオたいとう ☆東京都台東区

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さて、本日はとても地味な写真用品のおはなし。

 

DAYROLL

 

LPLデイロール。

長巻フイルムを明室でパトローネに詰め替えるための道具です。

ただし、長巻フイルムをデイロールにセットする作業は必ず暗室やダークバック内で行います。

 

 

それから、デイロールとフイルムだけでは意味がなく、詰め替え用のパトローネが必要です。

パトローネは市販品を買ったり、写真店で廃棄する物をもらってきたりして準備するのが一般的でした。

 

古くはカメラメーカー純正のフィルムマガジンを利用していた方もいたことでしょう。

現在では少数派だと思います。

 

 

パトローネにフイルムの先端を固定する方法は、そのパトローネの状態によって選びます。

 

簡単に開けられるならスプールにテープでしっかり貼り付けましょう。

それなりに元のフイルムのベロが残っているなら、フイルム同士を貼り付けるだけでもOK。

 

開けづらいパトローネを無理に開けて利用するのは、私はおすすめできません。

 

パトローネが歪んで光が漏れていたり、撮影時に外れてしまって巻き戻せなくなったりするのはすべて自分の責任です。

 

きちんとフイルムのセットができたら、しっかり蓋をしめて、パトローネ内にフイルムを巻き取ります。

 

 

時計回りにハンドルを回しましょう。

 

 

上は巻き取っているフイルムのカウンター。

下の小窓は残数計。

 

 

巻き取ったらハンドルを外しパトローネを取り出します。

カッターは内蔵されていませんのでハサミ等でカット。

フイルムの先端はカメラに装填できるよう市販のフイルムを参考に整えましょう。

 

 

日本カメラ社のカメラ年鑑2002年版で調べてみるとイルフォードNP4 PLUS(ISO125)の100フィート缶は4040円。

135の36枚撮は1本460円。

100フィートの長巻フイルムはかなりお買い得価格でした。

安かったからこそ、わざわざ詰め替える作業をしても利用していたのですが、現在ではあまり「安上がり」というメリットは感じられません。

 

しかし、たくさん撮影するためには安上がりではなくても、何らかの事情で数カット撮ってすぐ現像することが多い方には無駄がなくて現在でも長巻フイルムやデイロール等は心強い味方になってくれる存在だと思います。

 

 

追記 2020.7.28

 

 

 

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