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さて、本日はコンパクトカメラのおはなしです。
Konica C35 EF
コニカC35EFは35ミリフイルムを使用するコンパクトカメラです。
世界初のストロボ内蔵カメラとして有名な機種。
愛称は「ピッカリコニカ」。
1974年発売だと思っていましたが、調べてみたらコニカミノルタのウェブサイトでは1975年発売と紹介されているし、ケンコー・トキナーのサイトでは74年とも75年とも記されていて、よくわかりませんでした。
C35EFは最初はセルフタイマーが搭載されておらず、後からセルフタイマー付きになったので、それらの情報がごちゃごちゃになっているのかもしれません。
GN14相当(ISO100・メートル)。
ストロボ用の電源は単3電池を2本。
説明書に「充電式のニッカド電池は、ぜったいに使用しないでください」とありまのすで要注意。
内蔵露出計用の電源は水銀電池H-C型1個。
絞りやシャッター速度の設定はできず露出はオートのみ。
ファインダー内に絞り目盛がありメーター指針で絞り値を示してくれます。
シャッター速度は1/60・1/125・1/250の3速切替え式で、こちらは表示されません。
ピントは目測式。
ファインダー内にも表示される“ピントマーク”が便利です。
大人のバストアップが1メートル、上半身が1.5メートル、全身は3メートル、山マークにセットすると5メートル以上にピントが合うようになっています。
フイルム巻き上げや巻き戻しも手動。
露出以外は自動化されていないため現代では“簡単便利”ではないでしょうが、当時は初心者向きのカメラとしてヒットしたそうです。
我が家でも母が使えるようにと購入したようで、私が生まれて初めて使ったカメラはピッカリコニカでした。
大人になって使ってみると結構良く出来たカメラで感心します。
全自動ではないこともカメラ好きには嬉しいポイントです。
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