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さて、たまにはビデオカメラのおはなしを。
SONY DSR-PD150
ソニーのDSR-PD150は2000年に発売されたビデオカメラです。
ビデオカメラには主に放送用(テレビ局用)・業務用(ビデオ業者用)・民生用(家庭用)があり、このPD150は業務用にあたります。
ちなみに、個人の趣味で放送用の機材を所有している方もいますし、テレビ番組制作に民生用機器が使用される場合もあって、厳密に業務用以外に使ってはいけないという意味ではありません。
1/3型3CCD搭載。
デジタルカメラと同じく最近ではCMOSが使われています。
レンズ部にはズームリングやピントリングがあります。
別にアイリス(絞り)のダイヤルも。
NDフィルターは2段階。
ボタンやダイヤルが多く、マニュアル撮影でも使いやすいカメラです。
miniDVのカセットを使用。
最近のカメラのようにメモリーカードで動画撮影はできません。
家庭用のDVをベースにしたプロ用のフォーマット“DVCAM”です。
DVでの記録も可能。
16:9でも撮影できるのですが基本は4:3。
地上デジタル放送になる前のテレビと同じ。
個人的は4:3のほうが好きです。
以前の職場でビデオを教わったばかりのころ、初めてひとりでビデオ撮影をしたときに使ったカメラがPD150でした。
ベテランの上司から注意されたことは3点。
・カメラはなるべく固定する(三脚を使う)
・パンは急がない
・ズームはしない、する場合はできるかぎりゆっくりと
これは18年ほど経った今でも守っています。
なお、現在所有しているPD150は、数年前に中古で購入しました。
発売時は45万円だったカメラが、中古とはいえ1万円以下のお買い得価格です。
さすがに仕事では使わないけど初心を忘れないためのアイテムとしては役立っています。
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