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さて、今回はいつもどおりカメラのおはなし。
Konica 現場監督28WB
コニカ現場監督28WBは1994年に発売されたコンパクトカメラ。
防水・防塵・防砂・耐ショック。
名前通り工事現場用に開発されたカメラなのです。
シリーズの第1号機は1988年に誕生しました。
初代の現場監督は生活防水で40mmレンズを搭載。
その後、2焦点の“現場監督DD”、28mmレンズの“現場監督28”、35mmレンズの“NEW現場監督”など現場のニーズにあわせ進化します。
28WBの兄弟機に35mmレンズの“現場監督WB”があります。
どちらも防水なので汚れたらまるごと水洗い可能。
JIS保護等級7級。
WBは「washable」のことで、“WA”にするつもりが「現場監督わ」と読まれてしまって意味がわからなくなるから“WB”にしたといような内容の記事を月刊カメラマンで読みました。
私の現場監督は中古品で、本当に工事現場で使われていたようです。
いちども水洗いされることなく引退したのではないかと思うくらい汚れています。
いくら“現場監督”といえども裏蓋を開けるときは中に水や砂が入らないように注意が必要。
電池室も同様です。
現場監督シリーズは、ニコンF4やEOS-1などとは違ったジャンルでの「プロ用カメラ」だと言えるでしょう。
我々“アマチュア”にとっても、雨天時やアウトドアのお供に最適なコンパクトカメラだと思います。
ジャンク品は本当に故障している物も多いので、中古で買う場合は気をつけてください。
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