女性として生まれて、誰もが経験する生理
始まりがあれば必ず終わりがある。
それが「閉経」ということです。
「閉経」という言葉は、人によって感じ方が違うと思いますが、
もうお役目は終わった
もう女性としての役割はおしまい
女性でも男性でもなくなる
というような否定的なイメージを持つ人もいらっしゃるでしょうか?
少なくとも私の母の世代の女たち(大東亜戦争を経験した大正終わりから昭和始め生まれの世代)の中で、
「私、閉経しました!」なんて嬉しそうに宣言する人は
いなかったかもしれないと思います。
女性として、あまり言いたくないことだったのかもしれませんね。
閉経に関しては、その終わり方の症状が人それぞれ。
閉経前後の期間をいわゆる
「更年期」と呼ぶわけですが、
明らかに更年期が始まった、終わった、というわけでもない。
何か症状が出て(たとえば頭痛、イライラ、ホットフラッシュなど)ひょっとして?
ということで、調べると女性ホルモン値が少なくなっている場合に
「更年期障害です」という診断が下されるのです。
女性ホルモンが基準値出ていたとしても、頭痛、イライラなどは起こるわけなので、明確にこれが更年期だ、ということは本人にはわからないこともあるのですね。
なので、更年期症状があったとしてもそうとは知らずに過ぎてしまう人もいれば、
“The更年期”
という人もいる。
本当に人によって違うのが
生理の終わり方。
①突然終了型 予告なしに突然終わる。
②再開型 生理が来なくなってなくなったかと思っていたら、1年後に再開した。
③じわじわ型 じわじわ間を少しずつ開けながらピタっと終わる。
④打ち上げ花火型 打ち上げ花火のように、最後大量の出血と同時に終わる。
たくさんの方のお話を聞いていると、本当に様々だなぁと思います。
私の閉経は52歳の時でした。
生理の周期がカレンダーのように正確だったのが、少しずつ遅れるようになり、ピタッと止まってもう終わりかと思っていたら、半年後に再開。
再開した後なんと1ヶ月近く出血が続いた後、何もなかったかのようにピタッと終わった。
④打ち上げ花火型の典型でした。
亡くなった私の母は更年期障害にそれはそれは長年苦しんでいました。
一月に1回くらいのペースで起きていられないほどの頭痛、吐き気の症状があるのです。
なので、私もそのくらいの年になると母のように苦しむのだろうな、と覚悟していたのです。
今か、今か、とその日を待っていたけれど何事もなく、私の50代は通り過ぎていきました。
この歳になって今さら更年期でもないだろうということで、
私の更年期症状はなかった。
そう思っています。
母の更年期症状はあんなにひどかったのに、私が全くなかったのはどういう違いなのか?
体質は母とよく似ているので、あるはずだと思っていたのですけれどね。
母と私の違いは何か、考えてみました。
体力面の比較
母 普段の運動はほぼなし。
私 毎日ゆるボール中心のストレッチをしている。
経済面の比較
母 豊かだが、夫(私の父)に依存。
私 豊かではない。自分で稼いでいる。
家庭環境の比較
母 夫との不和に悩んでいた。
私 一人暮らしを満喫。
母が生きていたらたぶん気分を悪くするでしょうね。
ごめんね、お母さん。
私はストレスなしに好き勝手に生きているという、その「差」なのかなあ。
とにかく私には更年期症状というものが来なかった。
でも、スタジオソネに来られている生徒さんの多くは更年期症状を経験していない人が多いのです。
ストレッチをする
筋肉が柔らかくなる
女性ホルモンの分泌が活発になる
たぶんこういうことなのだろうと思っています。
歳を取ったら、筋肉が硬くなって関節の稼働域が狭くなっていくのが当たり前。
それが常識のように思っている時代はもう過去のこと。
歳を取ったら歯は自然に抜けていくものだというのも、過去の常識。
歯もお手入れ次第で長持ちすることが分かってきています。
筋肉だって同じ。
ふだんからのお手入れ。
それがストレッチだと思っています。
もうすでに閉経したという方も、これからという方も、お手入れしましょうね。
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