こんにちは!

おがさわらです。

 

さむ~い日が続いておりますが、

みなさんお元気ですか?

 

今日は、私の「家庭料理」に関する考えを書かせていただこうかと思います。

 

 

 

昨年末から、日曜日に少人数での「自宅教室」を開いています。

対象は、働く女性。

平日のお教室には仕事のため参加が難しい方からのご要望をいただき

昨年末からようやく取り掛かることができました。

 

先日の土曜は

「安心・安全なスイーツの会①~ヴィーガンケーキ&米粉のマフィン~」

 

☆チョコが大好きなお子さんのお母さんは

「市販のチョコは甘すぎるし、合成甘味料が気になるし」という理由からの参加。

 

☆ご主人が自然素材のものを好むという女性。

 

☆育休中の新米ママは赤ちゃんと一緒に参加。

 

☆料理が得意なシングルのキャリアウーマンの方。

 

 

みなさん年齢も参加理由もそれぞれです。

 

 

 

 

 

ケーキを作った後は、お待ちかねの試食&お茶タイム!

 

 

話題は日ごろの家事や育児のことに。

フルで働いていると、帰宅してからの食事作りは大きな負担で

ちゃんとしたものを作りたくても時間がない

疲れているで作れない・・・

という悩みや思いはどなたにもあります。

 

私もツインズが1歳8か月の時に仕事に復帰したので

その苦悩はよくわかります。

 

 

 

その時に、ひとりの女性がこんなお話をしてくださいました。

その方は私が3年ほど前に始めた講座

「忙しい女性のための段取り料理教室」

という講座から受講いただいている方です。

 

 

私は、おがさわらさんの講座を受けて

気持ちが楽になりましたドキドキ

仕事から帰宅してからの夕食作りが負担で負担でショボーン

メインは肉を焼くとか揚げるとか

または買うとかは思いつくけれど

副菜が全く思い浮かばなくて。

野菜食べたいけどどうしたらいい? 何をしたらいい? 

時間もないし! っていつも焦ってましたあせる

 

 

でも、あの講座で具だくさんお味噌汁のことを知って

おがさわらさんに、ごはんとお味噌汁さえあればそれでいいのよ~

って言ってもらえて。

なんだ、それでいいんだって思ったら

気持ちが軽くなってラブ

それから毎日たくさんの野菜を重ねて蒸し煮をして

お味噌汁にして。

しかもそれが美味しくて照れ

 

 

毎日の献立なんて

誰も「これでいいよ」と言ってはくれないし

「これでいいのかな?」なんて聞けないし

ずっと思い悩んでいたことに答えを導きだしてもらて

本当に良かったと思っています」

 

 

とっても嬉しかったですラブ

 

私は、自分が働く母になったことで

働きながら家事をすることがどれだけ心の負担になるかを

思い知りました。

 

今日は何を作ってあげよう。

美味しく作ってあげたい。

 

そう思っているのに疲れて作れない・・・

時間がなくて手抜きになる・・・

 

心の中で「ごめんね」と謝ったり

「どうしよう」と焦ったりあせる

そんなお母さんはたくさんいらっしゃるはずです。

 

 

だから、ずっと私は「一汁一菜だけをきちんと作れたらそれでいいのでは?」

と言い続けてきました。

 

 

丁寧にお米を研いで炊く。

旬の野菜、根菜類など食材を選んでじっくりと蒸し煮をする。

 

この思いはきっと家族に伝わるはずです。

 

 

 

私の母も働く女性でした。

 

毎日美味しい食事を作ってくれていましたが

母はよく私にこう言いました。

「いつも同じようなものでごめんね。

 煮たものばっかりでごめんね~」と。

 

子どもの私は、正直

母が何を言っているのか分かりませんでした。

毎日同じような食事だったかもしれませんが

それが好きでしたし

嫌だと感じたことがなかったのです。

母が忙しそうに夕飯を作る横で

今日学校であったことの話をするのが楽しみでした。

 

「宿題したの?」

「お手伝いしなさい」

とは一切言わない人で

「大人になったら、家事は絶対にやらないといけないものだから

今からやらなくていいの。

好きなことができるうちは、好きなことをやったらいいの」と言う考えだったようです。

 

夕方の台所は、いつもいい匂いがしていました。

同じようなおかずだったかもしれませんが

嫌だと思ったことは一度もありません。

 

 

 

朝食、昼食(お弁当)、夕食。

食べることは生きることに直結する

毎日の大切なこと。

 

見栄えや品数をがんばるのではなく

思いがカタチになればそれでいい

と私は思っています。

 

 

 

 

私が料理教室を始めたのも

「お母さん支援になることがしたい!」

という思いからでした。

 

なので「インスタ映え」する料理ではないかもしれませんが

毎日食べても飽きない

家庭の味をこれからもやっていけたらいいなと思います。

 

 

おがさわらけいこ

 

 

 


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