先に紹介した薬膳言葉に関連してそれぞれに分類される食材を紹介します。


まずは五味に分類される食材です。

酢・レモン・梨・杏・梅

セロリ・セリ・酒(ビール等)

ごぼう・白菜・もち米・牛肉・鶏肉・いわし

ネギ・ピーマン・シソ・生姜・わさび

醤油・塩・豚肉・ノリ・昆布・蟹


次は身体を温めたり冷やしたりする食材です。

白菜・ごぼう・すいか・コンニャク・茄子・ほうれん草

トマト・レモン・アサリ・うに・たこ・春菊・ソバ

ジャガイモ・イチゴ・葡萄・里芋・サバ・イカ・とうもろこし

牛肉・鶏肉・かぼちゃ・キャベツ・小松菜・黒砂糖

パプリカ・レッドペッパー・唐辛子・みりん


冬は温や熱の食材を…夏には逆に冷や寒の食材を摂るのが身体の調子を整える上でも良いです。

もちろん、これらの食材は主に旬のものであるため旬のものを旬に食べることがベストということです。


最後に帰経に分類される食材です。

肺経

キャベツ・蜜柑・ピーマン・小松菜・紅花・胡桃・にら

心経

小豆・西瓜・酒・納豆・昆布・しいたけ・小麦

肝経

バター・蜆・キウイ・トマト・桃・イチゴ・イカ

脾経

春菊・きくらげ・大豆・レンコン・はとむぎ・さんま

腎経

大麦・豚肉・豆腐・にら・すっぽん・なまこ

胃経

白菜・ほうれんそう・きゅうり・牛乳・ジャガイモ

膀胱経

とうもろこし・冬瓜・西瓜

大腸経

バナナ・胡桃・ソバ・たけのこ・塩・いちぢく

小腸経

塩・小豆・キュウリ・冬瓜


これら帰経に分類される食材はそれぞれの部位が炎症を起こしているときに食べると炎症を抑えてくれます。


自分の身体の調子とあわせて食材を選ぶのが医食同源の考え方として大切ですね。