下半身のコントロール精度とは重心の位置を細かくコントロールすることです。


このコントロールには足首、膝、股関節の柔軟性とともに細かく力加減を調整できること、さらに身体の移動に伴う慣性に対して反発して身体を止めるための筋力が必要となります。


筋力は走ったりすることでつきます。

柔軟性は毎日のストレッチでつきます。


では、力加減は…

これは、色んな方向に力を微調整するためのコントロールですので普段の生活や、ちょっとしたトレーニングではなかなかつきにくいです。

このコントロールトレーニングとしてはバランスボードが効果的です。

バランスボードは丸い板の中心にだけ突起があるタイプを使います。


このトレーニング方法の一つを紹介します。


まず、拳一つ分間をあけてバランスボードの上に立ちます。

つま先方向に倒し、時計回りでゆっくり一周します。

このとき、板の縁は床から浮き上がってはいけません。

一周したらまた普通に立ちます。

次に踵方向に倒し、今度は反時計回りにゆっくり一周します。

一周したらまた普通に立ちます。


これを10回くらい繰り返すだけです。

しかし、まともに出来るようになるには結構時間がかかると思います。


特に、足首の強さと柔らかさが必要なので、身体が温まってからやることをお勧めします。