なんとなくリストが聴きたい気分になって、↓こちらのCDをミニコンポにセットしたのですが…。

 

 

プレイ(▶)ボタンを押してもなっかなか始まらない😵

故障かな?と思って気づく…。

 

昨日、SMAPさんを聴いたミニコンポ♪

 

 

ボリュームかなり絞ってある♬

 

金子三勇士さんの「LISZT RECITAL」。金子さんが自身のライフワークと捕えているフランツ・リスト唯一のソナタ「ピアノソナタ ロ短調 S.178」からスタートします。

導入部のオクターブで繰り返される「G」。金子さんの指先から醸し出される第1音は繊細…というか、もはや意味深なタッチのピアニッシモ。

SMAPに浸っていたボリューム「10」だと響きが分からず(※ウチのスピーカーの性能の限界かもしれません)、「24」まで引き上げて、ちょうど好い感じになりました✨

 

美しい響きを殊更に追求し続けるクラシック音楽は、ボリュームを上げても音割れしません。

意味深なピアニッシモは金子さんの手によって突如としてダイナミックなフォルテッシモへと駆け上がります。

その響きは短調特有の荘厳さを含みながらどこか軽快。そう、力強いのに軽快なんです。

 

「愛の夢」や「ラ・カンパネラ」をちょこっと知っているだけで、「リスト好きです💖」とそれらしく語っていた私ですが、「ピアノソナタ ロ短調」についてはこのCDを入手して、初めて知りました。

たぶん、2年くらい前かな? 発売直後だったかと…。

あまりにもロマンティックかつドラマティックな旋律に

「ピアノソナタの定義ってなんだろう?」

って、衝撃を覚えたのを思い出しています。

 

なにせ、「ピアノソナタ」でありながら、30分以上の大曲です。

しかも、音楽を通して目の前に繰り広げられる情景が怒涛のように切り替わっていきます。

捕らえようによってはピアノコンチェルトより体力&集中力が必要なんじゃないかなぁ?

 

「ピアノソナタ ロ短調 S.178」を一生弾き続けたい一曲に位置付けられている金子三勇士さん。

間違いなく魅了的なリストを奏でられる名ピアニストのお一人です。

 

【おまけ】

本日のタイトルの由来↓。

 

 

さすがに見えない…ですよね(笑)。

CDのブックレットに記載されたインデックス。最終行に明記されている録音場所が「稲城市立iプラザ」ってホールなんです。

 

 

↑WEBサイトから察するによくある複合文化施設です。

市立ということで地元民であれば抜群のコストパフォーマンスで趣味の絵画の個展やバレエ教室の発表会等、アイデア次第でさまざまなイベントに活用できるのでしょう。

 

ホールエリアの付帯設備が充実しています。

客席数は410席ほどですが、プロジェクターや音響反射板、金屏風やバレエマット等々…に交じって記載されている貸し出し用のグランドピアノが…Stainwayでした🎹

何よりも金子三勇士さんのレコーディングに選ばれるようなホールです。音響設備は間違いない❣

 

好奇心旺盛な私は覗いてみたくなりました👀

稲城に友達いなかったかな? コロナが明けたら遊びに行ってみましょうっと♪

 

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