寒波の中、京都で大学のときの同窓会があり、日帰りで行ってきた。
元々少人数、20名弱のクラスであり、集まったのは9名、半数だったが、一つの大きな円卓を囲み、和気あいあいとして会話が弾み、とても楽しかった。
場所は、烏丸四条にある「膳處漢 ぽっちり」である。
表側は洋風なつくりの、京町家を改造した中華料理店。
元は呉服屋さんだそうである。
昭和10年に建てられたというが、蔵はなんとコンクリート造であり、敷地は
200坪あるそうだから、相当大きな裕福な町家である。
入口を入ったところ。
靴はそのまま、土足のままでOKだった。
2階の部屋から坪庭をみる。
雰囲気も素敵だけど、料理もとても美味しかった。
夜は料金が高いけど、昼は、膳處漢膳セットコースがかなりお得な感じで、おススメである。
前菜。
エビは生で、紹興酒につけたもの。
美味しかった。
蟹と豆腐のスープとエビニラ饅頭。
牛バラと聖護院大根。
これは3人分。
柔らかダイコンとトロトロの牛肉で、スープがめちゃ美味しかった。
旬の魚はアンコウだった。
ふかひれご飯。
麺でもご飯でもどちらでも好みのほうにしていただける。
これも美味しかった。
デザートの杏仁豆腐とジャスミン茶。
坪庭に面している席は予約でないとダメだそうである。
一階に下りて、坪庭を抜けてある蔵は改造されて、バーぽっちりになっている。
「ぽっちり」というのは、京都の花街で舞妓が身につける豪華な「帯留め」のことである。
ガラスケースの中に飾られている。
すごい高価なものみたいである。
2階に上がって、見下ろす。
道路側の2階には広い洋間もある。
同窓会って、ずっと会っていないのに、その長い時間を飛び越えて、その場がすぐに和むのは不思議だな。
私は、大学のときは、今よりずっとおとなしくて、シャイで、内気で、繊細だったと自分では思っていたけれど、当時とぜんぜん変わらないと言われて、少々驚いた。
当時から、かなりの天真爛漫ぶりを発揮していたらしい。
私からみると、みんなは変わっていないから、きっとその通りなのだろうって思う。
今もシャイは変わらないけど、物怖じしなくなったと自分では思う。
年をとって、ずうずうしくなっただけかもしれないけど。
声のことをほめられたことはちょっとうれしかった。
話し声に響きがあるという。
私は、毎日のように、歌う練習をしているわけで、その効果を感じられたから。
近くにある、現京都芸術センター、元明倫小学校を見学して、解散になった。
二宮金次郎もいる。
階段のかわりに長いスロープがある小学校。
子どもにとっては階段よりスロープがいいという発想でつくられたそうだ。
京都は、今では小学校は公立だけど、元々は各区ごとに小学校をつくったという。
この辺りは先ほどの呉服屋さんのように裕福だったので、小学校も鉄筋コンクリート造である。
廃校になり、改造して、京都芸術センターとして生まれ変わった。
カフェもある。
京都は、寺社神社巡りが一般的だけど、近代建築を巡るのもおもしろいのではないかと思った。
お茶を飲もうとしたんだけど、9名、ささっと入れるお店が見つからなかった。
それほど、四条烏丸あたりは大勢の人出で賑わっていた。
京都駅へ向かう人が3人いて、地下鉄の中でも話が弾んだ。
一人は高知へ帰るということで、京都駅で別れた。
残った二人、私と友人と、お茶を飲んだ。
たくさんで話すのも楽しいけど、二人でゆっくり話すのもいい。
同窓会後に、今の時代はネット環境があるから、つながって、すぐに写真、感想等共有できる。
感想を読むのも楽しい。
あまりに楽しかったのは私だけではなかったようで、1年後にまた会いたいねって話が出ている。
どうも同窓会って、心が若返って元気になる効果があるようだ。
今回の同窓会は、ものすごく久しぶりで、年末に降って湧いたように、突然やってきた話だったけど、今度は具体的に次回の話があるから、再会できるときを楽しみに、自分も、みんなも、元気に過ごせるようにって思う。
そうやって、お互いに、思い合う仲間がいるっていいな。
ありがとう。



















