昨日は裸体デッサン授業でした。
女性モデルは一糸纏わず毅然とポーズをとります。
心臓の鼓動が高鳴る....。
生徒は皆(特に男性)緊張感に包まれ張りつめた雰囲気。
呼吸音しか聞こえないアトリエ。
あれ!描けない。
何故だろう、線が取れない。
そういえば、小学生の頃から服を着た人間しか描いたことがないので身体が描けない。
汗だらけ!
目の前に全裸の女性がいて、10分毎(5分休憩)にあらゆるポーズをとっています。
見えないところはないのです。
人間の身体の伸び縮みが描けない。
何故だろう?
落胆。
皆さんは多分、いろいろな邪念とか、男性ならではの想像をすると思います。
アトリエでは、最初にだけ男ならでは気持ちになりましたが、直ぐに邪念は消えました。
とにかく、描くことに集中すれば全裸のモデルは素晴らしいモチーフにすぎません。
いやー、修行ですね。
素晴らしい経験です。
もし自分がモデルになったら全てをさらけ出しポーズをとれるのか?
プロとは何か?
一般人にできないクオリティを追求し提供するのがプロか。
とにかく悩み考えます。
今日は長くなりました。
最後に、
貴方は、丸太一本橋の向こう側の景色を見たいと思いませんか?
荷物を置いて身を軽くして、落ちるかも知れない橋を渡らなくてはたどり着けません。
普通、落ちると思うと渡らないでしょう。(渡らなければプロには・・・?)
恐怖に勝つには勇気よりも情熱だと思います。
渡らなければ何も変わらず、今のままの景色を見ているだけです。
さあ、人生はこれからだ!!