偽装請負について
今朝、新聞で大阪高裁の判決を見ました。
「直接雇用を命ずる判決」やりましたね。
この件に関しての記事は前から注視しておりましたが
大きく前進したと思っております。
僕の勤めるIT業界はまさに偽装請負が横行しております。
この業界では怪我人等が出にくいのであまり表面化しないが、
人材提供会社(請負側)と顧客会社(仕事を依頼する側)
でお互い都合のよい様やりたい放題です。
一番、苦しんでいるのは双方に利用されている労働者です。
僕もそのうちの一人です。
委託契約とは業務案件の成果達成を目的に結ばれ、顧客側
は業務指示命令や勤怠管理を行う事は出来ません。
しかし、僕の場合 客先に以下のとおり使われ放題です。
→システム作業において毎週計画表を提出させられあおられる。
→雑用(FAX コピー 会議室準備)を社員に命令される。
→夜勤当番に組み込まれる。
→契約上の理由をだし断っても笑ってごまかす。
→社員はやる気が無く殆ど動かず、仕事依頼が多い。
→毎日8時間を超過しての労働だが、自社では「裁量労働者」
にランクされ時間外手当無し。
これはどう考えても 「労働者派遣法」に抵触してますよ。
法律の知識は前から少しありましたので、配属後直ぐ問題視し
会社に相談したが、「そこを何とかするのがお前の仕事」と
言われ、落胆(やる気を失う)。
今回の判決で、今まで興味を示さなかった企業どころか行政も知らない
フリはできなくなりました。
これで、僕もやっと行動できます・・・。