わん・わん！！
格差社会をつくったのは小泉改革だけではありません。
現代の若者の場合は、自ら格差を広げているのです。
我が職場は、協力会社の若者が配属されても直ぐに辞め
ていきます。今、既に一名、配属後一ヶ月でリタイアしよう
としております。
職場は駅からバスで30分以上かかり、山の中腹にあり
ます。首都圏では珍しいロケーションです。
辞めていく理由は、通勤が辛い、仕事がやりたい仕事
ではない、職場で遊び仲間ができそうにない・・です。
（俺だってやりたくない客先仕事だよ）
現代の若者は、恋愛も短期間制になってきました。
約、一ヶ月、三ヶ月で別れる、一年持てば
「チョー続いた」となる。
なんかおかしいですよね。
僕らの時代も確かに、「今の若者は情けない」と言われ
ましたが、もう少し根性はありました。
何事も一人前になるには最低三年でしょう。病気や怪我
が原因でのリタイアはともかく、辛くとも三年続けないと
仕事も理解できないし、誰にも信用されないでしょう。
僕は、情けないと言われながらも、間もなく勤続25年です。
ＩＴのプロ中のプロです。（しかし絵描きはこれからです）
結局、彼らは職を転々としているうちに、ネットカフェ難民
化するのでしょう。格差の始まりです。
しかし・・・。
根性なしの若者が多い中、まともな若者もおります。
今も昔も言えるのは、受験で難関をクリアしてきた者、
スポーツに全てを打ち込んできた者、アルバイトしながら
貧乏と戦ってきた者はまともです。
彼らは皆、目標に向かい絶対に諦めない精神と、今を地道に
努力する事を知った（得とくした）人達です。
僕の家の引越しを担当した、大手引越し屋さんのリーダーは
快活な２０代のスポーツマンでした。
部下の親父どもをテキパキとさばき、要領が良く元気でとても
感心しました。最後にお礼がてら何度も誉めたら、
「お客様にそう言って頂くと本当に嬉しいです」とさわやかな
受け答えでした。偉い！！
長くなりましたが、つまり精神力（根性）の差です。
一つの難関をクリアした者は、次の山も楽々と越えていき、
安定した収入を得ていきます。
一つの山を越えられない者は、次の山など越えられる訳がなく、
遭難し難民化していくのです。
うーん・・。
もはや、この格差社会を是正できるのは政治家ではありません。
強い父親です。
そう、アントニオ猪木さんやアニマル浜口さんしかおりません。
ビシット！！気合いをいれて頂きましょう！！
