全ての意識が腰に持っていかれる

(´Д`;)



腰を痛めたそうです。



「おかしなストレッチをしたからな。腰を痛くしちゃって」 



そんなことを言われると、楽にしてあげたくなる性分がむくむく。




 腰はコリがわからない


(腰に)疲労が溜まってました?



「疲れを溜めてる感じはなかったんだけど」



腰って、肩や首と違ってコリを感知できないんですよ。


筋肉のコリがひどくなって痛みになる。


肩もこりがひどくなると、痛くなるでしょ。


それと同じです。




「しろーとのストレッチで痛めたんじゃないんだ」



ストレッチを見てないからなんとも言えないですけど、疲労が溜まっていた腰は、ちょっとしたことが引き金になって痛みになったり、グキッとなったりします。



ギックリ腰なんてまさにソレです。




「なるほど〜」




 腰の痛みをとるには


腰が痛いと、腰に原因があると思いがちなんですけど、そうじゃないんです。



体ってつながってるので、太ももの裏や、お尻や、背中など、全身をほぐすと「あれ?え?腰が痛くないんだけど」ってすぐに痛みがなくなって驚く人もいます。



できれば内臓、横隔膜、インナーマッスルもほぐすとさらに効果が出やすい。



「ヨガですね??」



ヨガならいっぺんにできますね〜。

わたしは自己整体って言ってますけどww





 腰の痛みの応急処置


実はこの会話、私が運転する車の中だったので、ストレッチのやり方を見せられる状況ではなかったんです。



なので、言葉だけでのレクチャーになりました。




色々あるんですけど、応急処置として2つお伝えしました。



①うつ伏せで反る


  1. うつ伏せになって
  2. 両手を床について
  3. 下腹に力を入れて腰を守りながら
  4. 両手で床を押して上半身を持ち上げる



ポイント:(腰を痛めないためにも)

  • 腰ではなく胸椎(胸の後ろの背骨)を反る意識
  • 肘は伸ばさなくていいので肩を下げる
  • 下腹の力を抜かない
  • 恥骨を床から離さない



以前撮った動画を貼っておきます↓

https://youtu.be/KplglC5QaFA



「なんかわかる☆ここで少しやるだけで腰が気持ちいい」




車の中のシートでやるだけでわかるなんて、感覚がいいですねぇ(*ФωФ)




「これ、いつやればいいですか?朝?」




朝でも夜でも、いつやってもいいですよ。

気持ちがいいくらいを目安にしてください。




②腰を守る天然のコルセットを使う


中世の女性がドレスの下につけていた、コルセットってあるじゃないですか。



わたしたちの体には、あんな形をした筋肉がお腹の奥についています。





このコルセットがあれば、腰を守れますよね。



腰を守る天然のコルセットがついているんですけど、姿勢が悪かったり、呼吸が浅かったりすると、どんどん衰えていきます。




そこで、呼吸です。




「病院でも言われました。深呼吸しろって。」




深呼吸するとき、息をたくさん吸おうとします?



「違うの?」



逆です。

ゆっくり長く吐いてください。



「え?吐くの?」



そう。

ゆっくり吐きながら、お腹周り、さっき話したお腹の奥のコルセットが締まっていくのを感じられますか?



「あ、わかる。この辺りが締まっていく感じがする」



そう、それです。



「あれ…吸うときはどうするの?」



ゆるめて、ふつうに吸ってくださいw

でも、吐けたけど吸えないって人多いんですけどねww



「そう!吸えない!ゆるめられない」



実は人間にとって一番難しいのが、力を自在に抜くことなんですよ〜。



でもコレ、電車の中でも、歩きながらでも、どこでもできますから。




「今やっただけで、腰が守られてラクになる感じがする」





といった会話の数時間後。



「あれから意識してただけで、ラクになったの〜♡」



と嬉しそうに報告がありました。




「ほんのちょっとしたことなのに、なんかスゴイ✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。体のことを知らないんだなぁ」




自分の体のことって習わないですからね。




意識をどう向けるかだけで、体って変わるんですよー。



「これ継続します。腰が据わった感じ?立った感じ?とにかくいいのがわかる」



はーい、続けてみてください〜♡︎(°´ ˘ `°)/




 腰の痛みの原因アレコレ


腰の痛みの原因には、

  • 姿勢
  • 筋力の不足
  • 筋肉(の強さ)のアンバランス
  • 疲労の蓄積
  • ストレス
  • 内臓
  • 脊椎

と、色々あります。



今回の場合は、姿勢、筋力不足、疲労の蓄積が原因でしたが、腰の痛みの原因はさまざまです。




腰以外に、体に異変や痛みがないか、日頃から自分の体の変化に気を配ると、病気の早期発見にもなります。




痛みがあると、それに意識が持っていかれて、色々なことへの対応がおざなりになったり、そのせいで自分の印象を下げたり、仕事や勉強の能率が低下したり、能力を発揮しきれなくなるなど、もったいないですよね。




とはいえ、痛みや不調は、


「今のままじゃダメだ」


という、体からのSOSサインでもあります。



生き方や生活の見直しにつながるので、その時はプラスに捉えるといいですね。




自分らしくいられるように、健康を大切にしましょう。



わたしたちは一生に一つの体しか持てません。




意識をどう向けるかで、カラダは変えられます。





今日も自分を大切に。


ではでは。


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