「しっかり寝ても疲れが取れない」「朝からすでにだるい」「やる気が出ない」
これを夏バテだと思って放置している方もいますが、「副腎疲労」という状態が関係していることがあります。聞き慣れない言葉かもしれませんが、現代人にとても多い状態です。
■ 副腎って何をしている?
副腎は腎臓の上にある小さな臓器で、「コルチゾール」というストレスホルモンをはじめ、エネルギー調整に関わる様々なホルモンを分泌しています。
ストレスが多い状態が長期間続くと、副腎がフル稼働し続けて疲弊します。その結果、ホルモンの分泌がうまくいかなくなって、「いくら寝ても疲れが取れない」「朝が特につらい」という状態になります。
■ 夏に副腎が疲れやすい理由
夏は副腎にとってハードな季節です。
気温差・紫外線・睡眠の乱れ・夏バテによる栄養不足——これらすべてが副腎への負担になります。仕事や育児のストレスに加えて夏のダメージが重なると、秋口に「急にしんどくなった」という方が増えるのはこのためです。
■ 副腎を回復させるために大切なこと
①十分な睡眠と休息:副腎は眠っている間に回復します。夜22時〜2時の間に眠れているかどうかが特に重要です。
②糖質の摂りすぎに注意:血糖値の乱高下は副腎に負担をかけます。甘いものへの強い欲求も、副腎疲労のサインのひとつです。
③適度な運動:激しすぎる運動は逆に副腎への負担になります。ヨガやピラティスのような「程よい強度の運動」が副腎回復に向いています。
④ストレスを意識的に抜く時間を作る:ヨガの瞑想、アロママッサージ、深呼吸——副交感神経を意識的に優位にする時間が、副腎の回復を助けます。
「疲れやすい体質だから」と諦めないでください。体は変えられます。
