世の中は3連休の初日とあって、朝1本目のバスはこれでもかという位に時分が余って、途中のバス停でお客様が居ないのにドア開けて時間調整の繰り返しでした。
乗務自体にだんだん慣れてくると、平日と休日ではお客様の質というか乗りなれているかどうかに歴然とした差を感じます。
たとえば、平日の朝は通勤通学の方が多いので、なるべく定刻で走ることを好む方が多い。
そして、定期券利用やICカードを使って、お客様自身も乗降に時間をかけたくない人が多いです。平日の日中は、いつもの時間に病院通いや買い物に出かける高齢者の方が多く、この方達もバス利用に慣れているので、車内アナウンスでしつこいくらいに「バスが停車して席を立ってください」と言うと、比較的みなさん協力してもらえます。
が、今日は3連休初日。
朝の早い時間帯は、いつものお客様が多かったのですが、10時過ぎたくらいから利用されるお客様は、最も危険な停車直前に席を立つ高齢者の方がやたら多かったです。車内アナウンスも音量ダイヤルを少し大きめにして、はっきり聞こえるようにゆっくりと言ってみましたが、4停留所連続で直前に立つ方が出たので、少し雑にハンドル・減速ブレーキ操作をして、この運転士の運転は危ないぞと思わせるようにしてみました。
5停留所目以降では直前に立つ方が出なかったので、多少は効果があったのかと。
バスの運転で最も気になるのが、バス停停車直前の座席を立つ行為です。
信号停車中に両替に来られて、信号が変わっても発進しなければ、車内事故につながるリスクは生まれませんが、時速10キロ以下でまもなく0になるこの数秒が一番危ないんです。
減速Gに対しては、ある程度は体が反応して前につんのめるのを自分の体重を後ろにかけてバランスが取れますが、車速が0になると前にかかってた減速Gが0になり、自身の後ろにかけていた体重と減速Gの差し引きができなくなり、後方にコケる原因になるんです。
何度も言いますが、絶対に「バスが完全に停まってから、席をお立ちください!」
