自分の仕事のカテゴリとしては「自由業」が一番しっくりくると思っているstudio FLEXのカメラマン、ハルです。
でも「カメラマン」というのは人様からけっこう「アーティスト」「クリエイター」と言われがちで、言われてしまったらわざわざ否定しないことにしているが、内心は恥ずかしい。
もちろんアーティスト、クリエイターと呼ぶにふさわしいカメラマンはたくさんいる。
そもそも分類の方法として、アーティストやクリエイターは自由業の中に含まれるから、比べるのがおかしいのだが、それはひとまず置いておく。
とにかく私は自分のことを「アーティスト」とも「クリエイター」とも思えない。
「いやいや!私がやってるのはそんな凄い仕事じゃないですから!」と言いたくて仕方がない。
これは私のセルフイメージが低いせいなのだろうか。
逆にアーティストやクリエイターという言葉に偏見があるのだろうか。
そうやってグルグルと考えているうちに「そういえばどっかで芸術家と職人の違いという話題があったな」と思い出した。
ぐぐってみたら、いろんな人がいろんな場所で、芸術家と職人(あるいはアーティストとアルティザン)というテーマで文章を書いていた。
いくつか読んでみたけれど、まぁ、絶対的な回答はなさそうだ。
どっちかというと芸術家のほうが上位に思われているっぽいけど、逆に職人の方が価値があると考える人も多い。
芸術家と職人の違いも、どちらが上かも、かなり人それぞれだった。
それを踏まえて自分自身がどうありたいか?と考えてみると、悩む間もなく圧倒的に職人でありたいと思った。
アーティストでも職人でも、私が自分で名乗るのはおこがましいとこには変わりないのだけれど、目指すのは職人だと思った。
できることなら「すぐれた職人」だと言われたい。
「自分の撮った写真に対して"感動した!"と言われるよりも、"役に立った!"と言われるほうが嬉しい」という感じ。
しかしでも、クライアントの役に立って、なおかつそれ以外の人の心も何かしら動かすことができたら、最高だろうなとも思うので、それでいったらやっぱり、ただただ人の心を動かすためだけの作品を作り出す「アーティスト」への憧れはあるのかもしれない。
とくに結論はないが、こういうやくたいもないことをよく考えています。
◆ studio FLEX ◆
