田原裕子ネプチューンの思い出 | スタジオ カノープスsatellite
こんばんは、スタジオ カノープスの緑のカツラを見るといまでも
ふらふらっとなるほう、水月麻里央です。

特になにがあったわけでもないんですが、本日は
ミュージカル版のみちるさん役の田原裕子さんネタです。

たまたま『田原さん好きだー!』という方が近くに複数いらっしゃったので
これもなにかの啓示か!ということで
昔の本から絵を再録しようかと。

現在は原田裕子さんのお名前で芸能活動をしていらっしゃるので、
原田さんとお呼びするのが正しいのですが、
みちるさんだった時代は田原さんでそう呼慣れていますので
田原さんで書きますね。ご容赦を。

ちなみにWikipediaのミュージカルセーラームーンのページの「原田裕子」さんは
クリックすると同姓同名の別の人のページに飛んでしまうぞ!(笑)


さて、4代目ネプチューンの田原さん。
恐ろしいことに、ファーストステージはウラヌス役が木村早苗さん固定だったのに対し
オーディション枠だった……
という噂のネプチューン役。

だから公演ごとに新しいネプチューンになるという……。
ウラネプの関係性って重要なのに…
あの夫婦っぽいコンビに萌えてるファンのニーズをまったく無視した
毎回新しい嫁になるキャスティング。分かってないぜ、バン○イ!

そんな中、初めて2年連続でウラヌスの相手役に定着してくれたのが、
田原ネプチューン!

田原さんはほんとに品が良くて、ふとした仕草や立ち振る舞いなんかが
完全にみちるさんでした。

一番長い時間ネプチューンを演じた6代目朝見優香さんも、「華麗に優雅に気品良く
田原さんのネプチューンを目指せ」、と言われていたという…

台本ではない、ファン感謝イベントなどのフリートーク場面で
アクシデントが起きて舞台上のキャストがメロッメロでgdgdになってる時でも、
田原ネプチューンだけはネプチューンのまま
まったく崩れなかった!
演技してるんじゃなくて素がみちるさんなんですか?というくらいに。
(そんなわけあるかい)

ファーストステージ最後の『永遠伝説』では
劇中劇で、はるか王子とみちる王女(&3黒騎士ライツ&内部5騎士)の
お芝居のシーンがありまして。

そのみちる王女がすごく良くてですね!ラブラブ

王子様に守られる王女様でなく、自らも剣を持ってガンガン戦います!
いっそ可憐な王子を守る勢いです!
っていう…


当時描いてた田原ネプの王女。
1996年ころのフリートーク本より。
スタジオ カノープスsatellite-taharaoujo




そして、当時ものすごく感動して漫画にも描いた
アクシデントの際の田原さん。
$スタジオ カノープスsatellite-taharasan4koma

すごいのよ!
うわー剣が!剣が!どうしよう Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) と思って見てたら
即、自分でバキッ!って折っちゃったのよ!!

そしてコンパクトな形状にした剣をずっと背中側に隠して
続けたのよ!!

小道具さんが作った、次の回でも使いますよね?って道具を
躊躇なくブチ折って場を乗り切るその決断力!!!
しかもピンチの最中、困った顔は一切してなかった。
(アクシデントがあると大抵のキャストさんは「うっ」という
 表情が出ます。出た方が楽しい場面もありますが)

凛々しくてかっこ良くって惚れました。

一幕終わったあと、「田原王女すごかったよね!!!ヾ(≧∇≦)ノ 」と友達に言ったら、
友達は早苗スキーで舞台の反対側にいたはるか王子のみを見てたので
そんなことがあったことすら知りませんでした。
前の方で観てるとよくあることですが、見逃すなんて勿体ない…(笑)。


時は流れて、卒業後のセラミュ10周年記念公演のトークにゲストで来たときも。
(この連日の日替わりゲストによるトークショー部分はDVDには入ってません。
 ビデオには入ってるけど。……バン○イ、ほんとに分かってない…。)

卒業したのに尚もみちるさんで、もうかっこよくって……(涙。

トーク途中で初代ムーンのアンザさんが、早苗&ナオ/裕子&優香の新旧ウラネプコンビが
一緒にしゃべってるのを羨ましがって

「いいなーマリナちゃん(4代目・現役ムーン)も来ないかなー」

  と段取りに無い(笑)ことを言い出して

「マリナちゃーん!初代ムーンが言ってるよー!マーリナ!マーリナ!!」
(※客席も巻き込んでマリナコール)

出番じゃないのでたぶん楽屋でまったりしてた現座長にムチャ振り。

マリナムーンはすんげえ猛ダッシュで出て来てくれたんですが、
慌てたせいか……

手袋してねえ!!!!(両手に持ってた)

わーーー ∑(゜∀゜) ムーン変身途中だーーーー!!!
(この時点でレアな光景に客席爆笑)

アンザさんと司会の幸村吉也さんが身体でマリナムーンを隠し、
マリナムーンは急いで手袋を装着…

幸村さん「ナオ、踊れ!!」
ナオウラヌス「はいっ!」

ウラヌスが変なダンスを踊って観客の視線を自分に引きつける陽動作戦を実行する中、
お客さんで来てるはずの田原裕子さんは、
ダッとマリナ・アンザ・幸村さんの前に立って、白いスプリングコートを
広げてモデル立ち!!
こんなかんじ↓
スタジオ カノープスsatellite-taharako-to

無事装着できたわけですが、現プリンセスのピンチを
初代ムーンや先々代ネプチューンや現ウラヌスが一丸となってフォローする

という、
世にも珍しいドラマティックな展開。

客席はもちろん盛大にウケてました。
いやーええもん観たわーーーーー。
ビデオにもちょこっとだけ入ってます。
(ノーカットで入れるべき! バン○イ、ほんとに分(ry …。)

すごく面白かったんですが、私は特にとっさの田原さんの行動に
大変感動しました。
ほんとうにアクシデントに強い人でした……。
もうウラヌスはあなたにお任せします、と言いたくなるような…(笑)


私はファーストステージの頃は濃いおっかけじゃなかったので
お写真等あまり持ってないのが悔やまれます。
当時他の早苗&裕子スキーさんから譲っていただいたものとかは
宝として大事にしてます。ありがとうございますm(_ _)m



おもに田原スキーな若者層への、記録に残らないセラミュ話でした。