こんばんは、スタジオ カノープスの
Linkページができたらよそのサイト様を見に行くのが
めっちゃ楽!ということに気付いたほう、
水月麻里央です。
これからもLinkさせていただきたいサイト様がありますので
どうぞよろしくお願い致します。
5月のライツプチオンリー、楽しみなんですが、
みくにさんの復刻本がちゃんと出るのかそれが一番
ドキドキハラハラです。
自分もなにかをなんとかしないと…!
SSCは久しぶりにビッグサイトの西館です。
西館といえば……。
↓以下思い出話。
何年か前の冬コミで、セラムンの西館配置があったのですが
その時ウチは新刊が出ずコピー本も出ずペーパーも出ず…
敗北感にまみれて帰途につきました。
東京駅で見送りにきてくれた売り子のNさんと
お茶をしていた時のこと。
駅構内のカフェですからすごく狭いんです。
ちっちゃい正方形のテーブルをはさんで向かい合って
コーヒーを飲み、私は入り口が見える壁側に座っていました。
そこに毛皮のコートを着た、とてもダンディな年配の殿方が入ってきました。
私は「おー、派手なおじいさんだなぁ」と思ったんですが、
その方はお連れさんと我々の隣に座りました。
特に注目するわけでもないんですが、
なにしろ狭いので席が近い。
壁のソファの並びで私とダンディの間は鞄一個分くらいしかないです、
ってな距離。
聞くともなしにお連れさんと打ち合わせしてるなーと
ぼんやり思っていたら、
目の前のNさんが、いきなりガッとケータイを掴んで
なにやらダダダっとメールを打ち始めました。
なんか緊急のメールでも来たん?と思ったら
Nさんが私にケータイの画面をぐいっと見せて
『麻里央さんの隣に座ってるの、森山周一郎さんですよね!!??』
( ゚д゚)
ポルコ・ロッソ……???
(ポルコ=映画『紅の豚』の主人公、森山さん=その声担当)
そこから私とNさんは不自然なまでに無言に。
なにしろ席が近いので喋る声は普通に聞こえます。
ふ、ふつうの声なのに、なんかめっちゃ渋い……!!!
私もケータイのメール画面に字を打ってNさんに。
『マジで紅の豚』
Nさんはドラマ『TRICK』(仲間由紀恵・阿部寛主演)がそれはもう大好きで
森山周一郎さんはOPのナレーションを喋っているうえ、
ゲストキャラとして本編に出演もされていたので、Nさんのテンションも
えらいことになってたと思うんですがそれをクールに隠しつつ…
『すげえ渋くて良い声』
『飛ばねぇ豚は、ただの豚だって言ってほしい』
そんな会話を頭くっつくくらいの至近距離で無言のまま
ケータイを打って筆談しました。
なんだその状況。
いやーびっくりしたわぁ。
帰りぎわにちょっと声をかけさせてもらって
「がんばってください!」みたいな事を言ったら、
笑顔で対応して下さって、出演される舞台のチラシとかくれました!
なんていいひとなんだ!!
それ以来、よりいっそう森山さんのファンです。
そして、家に帰ってから
冬コミの思い出は森山周一郎さん
になっている事に気付きました。
金曜ロードショーの『紅の豚』の予告を見たのと
西館、で思い出しましたわ。
とりあえず、次は帰り道で誰に会っても忘れないような
思い出に残るきちんとしたイベントの参加をしたいです。
ライツプチにも初参加だから、それだけで私はセラムン人生初!
なのですでに思い出深いですが(笑)。
では、アナログな原稿がんばります~。
インクを開明墨汁に変えたらちょっとイイ感じ!