『話が聞ける』というのは

大きな強みになる。



最近、

そんな事を実感する機会が多くなって来ました。





特に私のような

『サポート役』の立ち位置の人間には

大切なスキルになてきます。






話を聞いている途中で、

グワッと出てくる

『自分の意見』や『考え』をスルーして、


ひたすら話を聞いていく

これだけでも

すごいスキルなのかもしれない。

ついつい、自分の話をしたくなるもの。(笑)





相手の思いや考えを引き出して、

その上で自分の考えや思いも伝える。




互いの落とし所を探しながら


これからどのようにしていくのかを

一緒に模索していく。

これは何になるのかな?

コミュニケーション能力なのかな??






そういう事をしようと思うと、



まずは『聞く』ができないと

本当に『話にならない』ですね。






…あ、今、転移を起こしてるな…


なんて事が見えるのも

聞く時に役立ってくれています。



転移とは∶

過去の記憶や嫌な出来事を気づかぬ

うちに、目の前の出来事や人に重ね

てしまい(投影)、感情的な反応を

してしまっている状態の事。


投影とは∶

自分の認めたくない部分、例えば

『怒ってるのは自分』とか、『悪い

のは自分の方だった』という事を

認められずに、相手が怒っている

ように見えたり、『相手が悪い』と

感じる事を投影と言う。





話が聞ける人って

そこまで多くはいないのかな?





貴重な存在なのかもしれません。





自然に人の話が最後まで聞けている人は、

『すごいスキルを持っている』


という事なのかもしれないですね。






『聞いてくれる人』の存在価値は

本当はすごく高いのです。




ただ、

自他の境界線をちゃんと引けてないと

聞く事が苦痛になってきてしまうので、


知識はあった方がいいですね。




自分を守るためにも


ずいぶん昔になるけれど、

心の事に興味をもったのも、
勉強を始めたのも、

自分の事を守るためだったのを

ぼんやり思い出します。