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このブログで父のことを書いた記事ってこれ一つだったんですね。
父は結構器用な人で
病気で左手半身にマヒが残りましたが、
iPadを器用に使って、
Youtubeで音楽を検索して歌ってみたり、ニュースを見たり、雑誌を見たりと、
高齢ながらITを見事に使いこなしていました。
そんな父なのですが、先週亡くなりました。
享年83歳でした。
入院する前日に実家に行った際、ずいぶん痩せてしまっていましたが、
iPadを自分でロック解除して見せてくれました。
それが最後になってしまいました
そのあと、入院先で、体調が戻らず、コロナでお見舞いに行けず、
転院もできず。
私が最期は在宅で介護して看取る!
そう、決めた矢先でした。
朝、母から、「父の呼吸が止まった」と病院から連絡があったときいて、
「ああ、やっぱり、おとうさんらしいな」って思いました。
「いい、、いい、(介護は)いらん、いらん」
そういうかのように、旅立ってしまいました。
そういう人なんですよね、昔から。。
幸か不幸か、
私の心に残る最後の父の姿は、iPadのロックを自慢げに外す、笑顔の父です。
だから、そんなに辛くないのです。
心残りはありがとうを言えなかったことかな。。
お父さん、ありがとうね

遺影にもした父の写真。
コロナの給付に必要な個人カードを作るために、去年私が撮った写真です。