紋章 五章4 | 眠たくなったら寝ればいい

眠たくなったら寝ればいい

基本小説書いてますw
厨二臭いことしか書かないけどよろしくお願いします。

―その光景は


当時3歳の自分には到底理解しがたいものだった


―いや、


理解したくなかった


両親は、死んでいた


業火に焼かれ、面影もなく


兄の姿も見えない


きっと奥に倒れているのだろう


「―お、かあ、さん…?


おとおさん…?


兄ちゃん―?」


声をかけても、誰も反応することはなかった


「う、うぁ、うわぁぁぁぁぁあああ!」


パニックを起こし、叫びだす


ドォォオオン!


爆音は止まない


かろうじて残っていた理性で身の危険を悟り


廊下に出て助けを呼びながら玄関へ向かう


「誰かー!助けてー!誰かー!」


けれど、誰の返事もない


その時


ズズゥウン!


建物のどこかが崩れ始めたのか


大きな揺れが襲う


そしてその揺れのせいで自分は転け、


床に頭を打ちつける


そしてそのまま、


自分は意識を失った―