GⅢに昇格して今年が3年目。過去2回の3着内馬を見ると、近年の中山芝マイルの血の傾向通りロベルト系の血が有効であるのがわかる。過去2回の3着内馬6頭中4頭が父か母父、母母父にロベルト系を持っている。
2015年11番人気1着シングウィズジョイ→母父シンボリクリスエス
同年15番人気3着オツウ→母母父リアルシャダイ
2016年1番人気1着マジックタイム→母父Brian's Time
同年3番人気3着カフェブリリアント→父Brian's Time
母母母父まで広げると6頭中5頭。人気の有無に関わらずロベルト系保持馬は無条件で馬券に入れとかんとあきまへん。今年の登録馬でロベルト系保持馬は2頭だけ。
エテルナミノル
父Empire Maker(アンブライドルド系/ミスプロ系)
母父フジキセキ(SS系)
母母父リアルシャダイ(ロベルト系)※
ミスパンテール
父ダイワメジャー(SS系)
母父シンボリクリスエス(ロベルト系)※
母母父マルゼンスキー(ニジンスキー系)
エンパイアメイカーのエテルナミノルは買いにくいが一応ヒモで拾っておく。ミスパンテールは上位人気馬の一角(恐らく2番人気)やが、母母父にニジンスキー系も持っているので信頼度は高い。オープン特別やった時代も含めるとニジンスキー系持ちが矢鱈と馬券に絡んでいる。コスモマーベラス×2、ピサノグラフ、カタマチボタン、マイネプリンセス、サウンドオブハート、レイカーラ、ミナレット、メイショウスザンナ。昨年も3着カフェブリリアントがニジンスキー系保持馬。母母母父を含めるともっと多い。ロベルト系とニジンスキー系を併せ持ち、中山マイルではディープインパクトよりも信頼度が高いダイワメジャーが父なら、まず馬券圏内は確定とみても良いだろう。ダイワメジャー同様に中山マイルを得意としているステイゴールド産駒が不在というのも好都合。◎はミスパンテール。