故郷、鮎川を思って活動されているさらまま さんのプログからです。
すべての被災地に共通している事で、現状に理解をお願い致します。
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鮎川でお店をやる、おばちゃんから電話が来た。
子供たちにと、果物を送ったと。元気で明るい声だったから、「忙しい?」と聞いた。そしたらね・・「だいぶ、暇になったよ」と、意外な言葉がかえってきた。
ちょっとびっくりして、「え??工事の人達たくさんいるでしょ?」って、聞き返した。
「今回の予算はね、終わったからって帰ったのよ。みんな」との言葉だった。
「なんもかも、途中のもあってね、でも予算を使い切ってしまったとかで、いなくなったのよ」
「私たちにはわからない・・つぎいつ始まるのか、どうなるのか・・」
「こないだもね、移転と再開発の説明会あったの、色々な話を聞いたの」
「んでもね、まだ何も工事終わってなくて、いっつも中途半端におがれで、忘れたころにまた始まるでしょ?」
「道路も何にもできてなくて、どこに本当にお家がたつのか?どこに本当に人が来るのか?わからないでしょ?」
「んだがら・・・店とうちを一緒に建てるのも、しばらく考えるのやめようと思って」
「作ってから、そこには人は集まらない。人が来ない。人がいないじゃね・・」
「まだ、町がどうなるかわからないし」
「んだがら、甘えるようで申し訳ないけど、入れるだけここ(仮設店舗)にいさせてもらって、いっぱい頑張ろうと思って」
これが、震災から2年半近くたとうとしている、被災地の現実です。
港のかさ上げが始まった・・やった!!と思っても。高台移転の説明会が行われた、いよいよ始まるのか?と思っても、結局何も進まない。
未来図を建てる事すらできない。
悔しさに、電話を切ってから涙があふれた。
「復興予算」ってなんだろうか・・・被災地以外では「理由」をつけて、多額の復興予算を横取りする。
被災地で使われる予算は、工事に使われてはいても、なんだか工事は進まない。予算をとる時に、入札するときに、本来ならば、工期、工程を作り、工程表も出しているはずである。
工程表では、きっと工事の完了までをきちんと書いているのが、本来のやり方であるはずだ。でも、実際は思うほど進んでいない。
そういえば・・瓦礫処理の時にも同じだった。
ハイパーなプロのボランティアの皆に、行ってもらって対応をしてもらっていた頃。予算がとれたという事で、県内の業者というくくりで、各業者が瓦礫の片づけに入ってきた。でも、現地の人から聞いた言葉は、重機も置いてあります、たまに人が来ています。でも、一週間今は、何も進んでません。ボランティアさんに来てほしいから、忙しいならばボランティアの人頼むからと言ったら、ボランティアが触ったら、二度と業者はやりに来ないといわれました・・・そんなことがまかり通っていた。
それが、今もなのだろうか・・それとも、この復興・復旧事業に限れば、出た予算の中で、出来る範囲の工事という入札が行われたのか?いや・・・そんな、入札はあり得ないだろう・・人不足・資材不足・資材の高騰・色々と工期が途中になる理由を、つけることは今のやり方では、出来るはずである。県内の事業者、県内の人材とくくれば、当然そうなるであろう・・・そこで、笑うのはそこに巣食う人たちばかりなのだ。それが現実で、それがずっと変わらない現状。
腹がたって仕方なかった。
「まっててね、今ねちょっと楽しい事、皆で考えてるよ。きっと、にぎやかになるようにするからね」と言うと
「いっつも、いっつもしてもらうばかりで、何も返せなくて・・んでも、いっつもそういうことに、元気をもらってるのよ」 って、言葉が返ってきた。
「何もしてないよ、何もできてない。でもね、力を貸してくれる人は、みんな今でも、本当に心配してくれているからね。みんな見守ってくれているからね」 そう伝えるのが精いっぱいだった。
一体、何を見ているんだろう。何を考えているんだろう。復興予算という多額の「金」の匂いに、沢山の虫が群がる。子供だって、わかる「おかしい」という事を、「間違っていない」「正規の方法で」と、あたかも「まとも」だといわんばかりの「理由」をつけている。
こんなことが続けば、何千億・何十年かけても、復興なんてやって来やしないではないか?
10年計画?
5年計画?
ねえ?それまでに、みんなどうやって食べていけばいいの?
何を未来に見ていけばいいの?何を目標にすればいいの?
「今はね、7/21に、F1復興グルメの大会があるでしょ!それに向かって皆で頑張ることにしたの」
「私たちにはね、ここでそうやって、今あることを頑張るしかできないからね」
って・・・一生懸命元気に話をしてくれた、おばちゃんの声が切なかった。
どうか、人が入りきらない位たくさんの人で、鮎川は賑やかになりますように。みなさん足を運んでください。
そして、沢山たくさん、食べてください。沢山、地元の人とふれあってください。たくさんの方が来てくれて、にぎやかに過ごしてくれることが、「忘れられていない」という、元気と勇気に繋がります。そして・・どうか・・・みなさん力を貸してください!!
工事の人がいなくても、本来そこにある笑顔と笑い声が響く、本来の商店街になるように、町の人、町の子供が集える場所になるように、お力をお貸しください。どうかよろしくおねがいいたします。

“ちびっこあまちゃん隊”


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