見える目と見えない目 | flat3 football club 監督日記

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街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。

『もう先が見えなくて…
やめようかなと思ってるんです』

と、ある人が言った


人間の目は、とても都合よくできているみたい

自分が見たい景色はハッキリと見えて
自分が見たくない景色は「見えない」ことにできるらしい


もうずいぶんと前

僕は、目が不自由な人にとても失礼なことを言ってしまった経験がある

「目が見えないって、何をするにも大変ですよね」と

その時その人はニコリと笑って
『いえ、私たちにも見えるものがたくさんあるんですよ』と言った

……何も見えていないのは僕の方だった


見たい景色だけしか見えない目を持っちゃいけない

見たくない景色もしっかり見つめられる目を持たなきゃいけない

軽々しく「見えない」なんて言っちゃいけない


とても都合よくできている目を与えられた僕らは
その目を自分勝手な都合で使っちゃいけない

『先が見えない』なんて

言っちゃいけない。