きれいな色に染まった木を見つけたから写真を撮ろうと思ってスマホを構えると
木の向こう側に写りこむ建物が邪魔で、なかなか撮りたいような写真が撮れない
写真に写りこもうとする建物はどれも、高さも色も形も自分のことしか考えていない「人」のように見えて
結局 木の下まで行って空を見上げるようにしてスマホをのぞいたら、いい写真が撮れた

「その人」を見るときも
「その子」を見るときも
その背景にまで目を向けない方が、正しい判断ができる時がある
その背景が、判断を戸惑わせる時がある
「その人」や「その子」が今何をしているのかにだけ目を向けてあげた方がいいのかもしれない
きれいな色に染まった木の下で
ふとそんなことを思ったりした。