駒じゃない | flat3 football club 監督日記

flat3 football club 監督日記

街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。

自由参加の小学生を混ぜて、少ない人数でミニゲームをする

ポジションなど決めず、「全員が攻めて全員が守る」という意識付けをするメニュー

ところが

ある小学生が、『俺はフォワードだから守備はしなくていいでしょ?』と言う


普段 練習をしているチームで そんな風に教えられているのだとしたら
「教育」って恐ろしいものだなぁ、と痛感する

決められたポジションには決められた仕事があり、その仕事以外はやらなくていいと信じる小学生を作った指導者の罪

自分がやるべきか、仲間にやってもらうべきか
自分が指示するべきか、仲間の指示を聞くべきか
瞬間瞬間で変わる状況にみんなで対応してアイデアを出し合うことこそがサッカーの醍醐味なのに

『お前のポジションはココ。お前の仕事はコレ。』
自由であるべき小学生に、将棋の駒のような役割分担をさせる指導者がいるらしい


サッカーは、その場その時 一瞬ごとに「歩」から「王将」まで全部ひとりでやらないと楽しめない競技なのに


サッカーをするために通っているはずなのに
将棋盤の上で規則正しく動く駒のようになることを教えられる小学生

可哀想に。