指導者のライセンスについて

野球界もサッカー界に見習って、「ライセンス制度」を設けてはどうか? っていう話
たとえば日曜日のグラウンドで、朝から小学生相手に怒鳴りちらしてる少年野球の監督やコーチの姿を見かけるのは、珍しいことじゃない
資格も何もないただの野球好きのオッサンが、しょうもない自分の経験だけを頼りに、指導の真似事をしてるんだろうなぁと思いながら通りすぎるけど
同じようなことをしているサッカーの指導者をグラウンドで見かけるのもまた、珍しいことじゃない
しかも、小学生相手に怒鳴りちらしてるその監督やコーチは、日本サッカー協会発行のライセンスを持ってるっていうから残念な話
ライセンス制度のない野球界も、ライセンスにうるさいサッカー界も、指導者の質は同じってこと
他の競技の事情は知らないけど、サッカー界に限って言えば、「日本サッカー協会発行のライセンスには何の意味もない」
ちなみに小学生を指導するための「D級」は47000人ほどいて、中学生を指導するための「C級」は29000人近くいる
小学生と中学生を指導できる「資格」を持つ指導者は日本に76000人ほどいる計算になるけど
その76000人のライセンス保持者の中に、試合中に『蹴っとけー!』『走れー!』って叫んでるだけの指導者は少なくない
『お前は背が高いからキーパーだ』『お前は足が速いからフォワードだ』『お前はキック力があるからディフェンスだ』って理由でメンバーを決めてる指導者も星の数ほどいる
Jリーグの監督をやるために必要な「S級」を持ってる人なんか488人もいるのに
なんで外国人の監督が多いんだ?
なんで同じ人がいろんなチームで監督をやるんだ?
高校の現場には志の高いS級指導者は確かに居るけど、その一方で、「S級」を小遣い稼ぎに使ってるヤツも多い
少年野球や少年サッカーの現場に必要なのはライセンスじゃないと思う
親はライセンスなんかなくても子供を育てる
子供を育てる時に必要なのは「愛情」であり「我慢」であり「責任感」なんじゃないだろうか
ライセンスでは人を育てられない。