「大阪市内の雨風は午後5時頃までがピークで、その後は天気が急速に回復する」ことをスマホは朝6時には教えてくれていた。
その知らせ通り、雨が弱くなって空が明るくなってきた。
わざわざ風の強い海の近くに出かけていったレポーターが白々しく顔をびしょ濡れにさせて「現地」の天気を身体を斜めにしながら伝える、テレビの手法の古臭さに寒気がする。
「海」の天候を知りたがっている人がテレビの前にどれくらいいるのだろう。

視聴者がテレビから離れているのではなく、テレビが勝手に視聴者から離れていっているのではないか。
スマホで台風情報を集めながら詳しい天候を知り、そのスマホのYouTubeで海外のサッカーを観てトレーニングメニューのヒントをもらってから夕方のトレーニングに出かける。
「テレビ大好き」だった僕でさえ、テレビが要らない道具になってきた。