ごめんなさい | flat3 football club 監督日記

flat3 football club 監督日記

街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。

桜の植樹

僕のグループは中学1年生ひとりと小学生が4人。全員初めて会う子。

5人とも「早く教えてよ」っていう顔をしてこっちを見てるから『自分で考えてやってみよー。自分のことを考えないで、樹の気持ちになって考えてみてー』って言って、道具だけ揃えてあげて離れた。

すぐにお母さんが飛んで来て手伝い始めた(笑)

5人がそれぞれ好き勝手に動いて、全員がそれぞれ間違いだらけの作業をしているから時間だけがかかって、いつまで経っても苗木が立つ雰囲気が出ない。

飛んで来たお母さんの表情が曇る(笑)

すると一番小さな子が、『僕、見てるだけやから次に植える準備しとく』と言って動き出した。

次の子が、『オレ、バケツに水いれてくる』と言って走り出した。

残った3人がやっと1本の苗木を植え終えた。

次の場所で

『ふたつのグループにわかれよう』
『土が柔らかい所を探そう』
『太陽が当たりやすい場所探そう』
『背が高くなっても大丈夫な所を掘ろう』
『掘った土は1ヶ所に集めよう』
『スコップ、注意して使おう』

1本目は好き勝手に動いてた5人がそれぞれの意見を言い寄り始めた。

それぞれが意見を言い寄り始めたら、最初の1本を植える半分の時間で2本の苗木が立った。



教わるよりも
教わらない方が
身につく事があるような気がしてます。

教えるよりも
教えない方が
学んでくれる事があるように思ってます。

飛んで来て穴を掘ってくださったお母さん、僕だけなんにもしなくてごめんなさい。