子供に言うのは簡単です。
でも「感謝って、どうやってするの?」って聞かれたら、その子供を説得できる大人はいるでしょうか。
不味いご飯を食べさせて『感謝しなさい』って言うのと
美味しいご飯を食べさせて『感謝しなさい』って言うのとでは違いが出てくるように思うのです。
楽しい場所に連れて行ってもらってからの『感謝しなさい』と
楽しくない場所に連れて行かれた後の『感謝しなさい』も。
ご飯を食べさせる。
何処かに連れて行く。
同じ行為なのに違う。
その子のためにいかに尽くせるか、なのではないでしょうか。
その子がご飯を美味しく感じるために何をしたか。
その子がその場所を楽しく感じるために何をしたか。
ただ美味しいものを出すのではなく
ただ楽しい場所に行くのではなく
それまでにその子のためにいかに尽くせたのか。
それが伝わるか伝わらないかが「感謝」なのかな、などと考えています。
誰かから言われて「する」ものじゃなく、知らず知らずのうちに心に染み込んでいる「もの」なんじゃないのかな、と。
『感謝しなさい』
上手く伝えるものじゃなく
いかに尽くせたのか
だと思うのです。
