励まさない | flat3 football club 監督日記

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街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。

子供たちがお疲れ気味だったのでトレーニングを途中で終了しました。

『キツい時に頑張れよ』って一回言っちゃうとずっと言い続けないといけなくなるから、僕は子供たちがキツそうだったらトレーニングを止めることにしています。

励まされないと頑張れない子と付き合っているヒマはありませんから。

立っているのがキツいぐらいになった時に「このグラウンドは誰が用意してくれたんだっけ?」「親は毎月いくら払ってくれてるんだっけ?」「俺よりキツい思いをしてる人はいっぱいいるよな」って考えられる子としか一緒にやりたくないですから。

頑張るかどうかじゃなくて、頑張らないでも相手を上回る方法や手段を見つけられるようになってもらわないと困りますから。

ほんの少し発想を転換してもらえれば簡単に解決できる問題です。

ただ、普通はその "ほんの少し" の転換ができるようになるまで待てないから、指導者たちは励ますのです。

『さぁ、頑張れ』『キツい時こそ頑張れ』って。

そして励まされるのを待つ癖が身に付いてしまった子供は、いつまで経っても "ほんの少し" の転換が身に付かないまま過ごすことになるのです。

だから育成年代のゲームは、techniqueやideaを競わずに、励まされて頑張る子と励まされて頑張る子の「頑張り合い」になっちゃうのです。

ホントにつまらない。



トレーニングの途中で子供らを帰らせてしまったので、後片づけは53才の僕と52才のコーチの二人でやることになりました。

僕ら二人こそ誰かに『さぁ、頑張れ』って言ってほしかったです!