『お嬢と番犬くん』

 

2025年製作/日本映画/上映時間:106分

 

監督:小林 啓一

出演:福本 莉子

   ジェシー

   櫻井 海音 ほか

 

講談社「別冊フレンド」にて2018年より連載され、2023年にはテレビアニメ化もされたはつはるのコミック「お嬢と番犬くん」を実写化したロマンティックコメディです。

極道の孫であることを隠す女子高校生が、彼女のボディーガードを務める若頭に振り回されながらも恋と青春を謳歌(おうか)しようとする姿がコミカルに描かれます。

 

あらすじ

 

瀬名垣一咲(福本 莉子)は幼いころに両親を亡くし、瀬名垣組組長の祖父に引き取られて育ったが、極道一家の孫として周囲から避けられてきた過去があった。一咲は高校入学を機に極道の孫であることを隠し、友達を作って、恋をしようと決意する。しかし、瀬名垣組の若頭で一咲の世話役も務める宇藤啓弥(ジェシー)が、年齢を詐称して同じ学校に裏口入学する。一咲は自分の番犬としてボディーガードをすると宣言する啓弥に振り回されながらも、憧れの高校生活を送ろうとする・・・。

(シネマトゥデイより)

 

福本 莉子ちゃん、可愛いですね。ニコニコ

某柳◯ 敏郎さんのご機嫌をとるためだけに作られた、某室井なにがしの2部作なるとんでもない駄作に出演させられた後だったので、本作の演技はストレス発散もあってか、とても活き活きしたすばらしいものでした。

この2部作に良かったところなど皆無なのですが、救いがあったとすれば、アニメヲタとしての観点で言うと、映像化作品最大の”バカシンジ”は碇ではなく室井だったと証明されたことですね。

「良かったね、ワンコくん」。犬

 

・・・で、相手役のジェシーって誰っ?

2007年製作のブラッド・ピット主演の『ジェシー・ジェームズの暗殺』という映画は残念ながら未見なので、その「ジェシーさん?」と思ったら違いました。

 

そうなると『ソーシャル・ネットワーク』(2010)でアカデミー賞主演男優賞ノミネート、『バットマンVS.スーパーマン/ジャスティスの誕生』(2016)でラジー賞受賞(これは「それほど酷くなかった」と擁護する日本の映画ファン多かったです)のジェシー・アイゼンバーグかな?とも思ったのですが、そんなワケなく、これも違いました。

 

元力士の高見山 大五郎さんの愛称、河合 その子さんのシングルのタイトル、WWEのレスラーの名前などもありましたが、どうもそれらしいと思ったのが、アイドルグループ”SixTONES”のメンバーで、喜多川の事務所出身で現在綾瀬  はるかさんのカレシさんの人・・・と知ったところで調べるのやめました。

 

イケメンさんであることは間違いないのですが、表情があまりに乏しい。

どんなシーンも変わらぬ同じ顔しておりました。

綾瀬さんが誰とお付き合いしようと綾瀬さんの自由なのですが、どこが良かったのかな?

人間としてはいい方なのかもしれませんが、俳優としては正直厳しいですね。

 

お若く見えるのですが、今年で30歳。

映画公開時が29歳、撮影時は28歳だと思うのですが、見事に高校生役。

かつてアメリカで、『アメリカン・グラフィティ』(1973)でリチャード・ドレイファスが26歳で、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)のマイケル・J・フォックスが25歳で高校生役を演じ「老けすぎやろ!」とツッコまれておりましたが(アメリカ人は関西弁使いません)、それを上回ってしまいました。びっくり

 

存じ上げている出演者が莉子ちゃん、佐々木 希さん、杉本 哲太さんの3名しかいなかったのですが、「これは逸材かも?」と思った方が。(つまり可愛いということですね)

勝木を演じた松井 遥南さん。(写真右)

Wikipediaで”該当なし”だったので、プロフィール等は分からなかったのですが、映画は本作が初出演。

ちょっと気になる方でした。

 

「フツーの女子高生になって、フツーの高校生活を送りたい」とフツーを連呼しているとおり、映画の出来もフツーでした。

可もなく不可もなくといった印象の映画でした。(莉子ちゃんの可愛さははなまる)

 

女子高生が学園祭の演劇でやりたい演目が「ロミオとジュリエット」というベタベタな展開。

・・・ですが、恋愛小説好きの文学少女は逆に「ロミオとジュリエット」は敬遠したいという意見を聞いたことがあります。

理由はネタバレになってしまいますが、悲劇的結末を迎えてしまうからです。

 

「映画でよくある」的のミステイクなものが。

若頭が敵対する組(の人だと思う)に襲われ銃を発射され傷を負います。

次のシーンで病院で治療を終えた若頭は上半身裸で、体には当然の如く彫り物が。

ですが、回想シーンでまた上半身裸になるシーンがあるのですが、彫り物がまったくありませんでした。

その回想シーンのあとに彫ったのなら辻褄は合うのですが、あくまで映画などで観た・知った知識(実際は分かりません)なのですがフツーこういった組織に入るとき、その忠誠心の証として彫り物入れるようなので、もうすでに若頭にまだ彫り物がないのは不自然に思えます。

 

メリハリがなくテンポも悪いのがちょっと辛かった。

同じ893と女子高生の映画なら『セーラー服と機関銃』の方が圧倒的に上。

ですが、莉子ちゃんの可愛さにすべて救われていて、最後までフツーに観れる映画でなっていたのは良かったです。

莉子ちゃんも今年で26歳。

高校生役は最後かも・・・。