数年前に購入したマイクロスコープです。

 

レンズの性能はいいのですが、画素数が640x480と少ないので、解像度が低いです。

 

そこで、先週ブログにアップしたように、自作のマイクロスコープを使用すること

が多いのですが、ふと思いつき、市販のマイクロスコープのレンズを一眼カメラ

に取り付けてみました。

ズーム機能が活用できて、便利です。

 

マイクロスコープについているLED照明は8個のLEDが直径16mmに

取り付けられているのですが、被写体との角度が少なくて写りがイマイチなので、

6個のLEDを直径30mmに取り付けました。

 

スタンドに取り付けるとこんな感じです。

 

試しに、スルーホール基板のはんだ付け部を断面カットして撮影しました。

 

研磨跡が消えてはいませんが、なかなかいい感じです。

このレベルまで研磨できれば、はんだ付け状態がよく分かり、

業者に依頼しなくても済みそうです。

 

断面カット方法は以下です。

1.切断砥石で目的の観察面の1mm手前で切断

2.#240 の耐水ペーパーで観察面の0.2mm手前まで研磨

3.#400→#800 の耐水ペーパーで観察面まで研磨

4.#1500→#2000 の耐水ペーパーで研磨

5.極細目のコンパウンドで仕上げ研磨