数年前に基板の写真の撮影などにマイクロスコープを自作しました。

 

レンズにはニコンの顕微鏡のアイピースを使用し、

ボディはPENTAXとLUMIXを使用していました。

 

PENTAX

 

LUMIX

 

3Dプリンターがあるので、もっとスマートなのを作成したくなり、

ピント調整などの可動部を改良しました。

 

完成した可動部です。

カメラの着脱が簡単にでき、取り付けたときの角度などがずれないように、

アルカスイス互換のクイックリリースクランプとプレートを使用しました。

 

カメラです。

数年前とほとんど同じですが、被写界深度が深くなるように絞りを

従来の直径2mmから1.5mmに変更しました。

絞りすぎると解像度が落ちますが、被写界深度優先です。

 

マイコンボード(ESP32)を撮影してみました。

 

 

被写界深度が深く、パッケージの文字とはんだ付け部の両方に

ピントが合っています。

 

LUMIXはカメラの底面にバッテリーとSDカードが収納されていて、

カメラを外さないとSDカードが取り出せないので、

今までは、撮影途中で画像確認のためにSDカードを取り出すのが

面倒だったのですが、クイックリリースのお陰で楽になりました。

 

最近は、LUMIX FZ85、PENTAX K-3、NIKON D7500 を使用することが多く

LUMIX GX1 はほとんど出番がなかったので、マイクロスコープ専用カメラ

として活用しようと思います。