以前、シリンジを使用した手動の真空ポンプを製作しましたが、
今度はモーターを使用して、チューブ式真空ポンプを作ってみました。
強度が必要なので、ポリカーボネートのフィラメントを使用して、
3Dプリンターで印刷しました。
内部です。
4個のローラーを使用して、外形7mm 内径4mmのシリコーンチューブを
押さえています。
シリコーンチューブの肉厚3mmに対してローラーと外壁内側の寸法を
2.4mmにして0.6mm押しつぶしてエアーが漏れないようにしています。
動作状態の動画です。
シリンジで作成した手動式は頑張っても -0.09MPa まででしたが、
今回の電動式は 真空計の測定限界の -0.1MPa まで下がったので、
作成した本人もビックリです。
モーターを止めた状態でその真空度を維持しているので、
エアー漏れは皆無です。
追加で、コーヒー缶を潰してみました。