ソメイヨシノは散ってしまったが、サトザクラ(八重桜)は今が見頃だ。
春の柔らかい風に舞う桜吹雪の下を歩く。
八重桜の薄く紅い花びらも悪くない。
ソメイヨシノ八重桜と時間差で桜吹雪を二度たのしめるのだ。
散る桜のこる桜も散る桜
江戸後期の禅僧、良寛和尚の辞世の句と言われている。
盛者必衰、諸行無常のわかりやすい句だ。
このキャンパスを闊歩する二十歳前後の生命力に溢れてる彼、彼女たちもいずれ自分のように年老いて行くのだろうか。
羨むのはよそう。
自分にもそんな季節もあったのだ。
遠き若き日々の記憶を辿る事が多くなった。
亡くなって久しい懐かしい父母の事。
喧嘩別れした彼、彼女。
自ら命を絶った親友。
穏やかな春の日は、そんな事を思い起こさせるのだ。
iPhoneからの投稿
