ディスカバリーチャンネルで「ホーキング:生きるということは?」
を見る。
宇宙物理学者ホーキングは語る。
生きることの意味とは
私達はなぜ地球に存在しているのか
生きるということはどういうことか
知性とは何か
人間とは、実在とは何か
ホーキングは言う、こういった疑問に答えるのに哲学の役割は終わったと。
科学は世界観の全てを変えた。
この疑問の答えの鍵をにぎるのは科学だと。
人という生物は、愛し合い、娯楽に興じ、時には悪に手を染め罪を犯す。
そして一人一人が夢や希望や欲を持って生きている。
生きる意味を考える上でこういった人間のあり様も物理法則にのとっている。
宇宙に存在する全て、原子の中から衝突する銀河まで、宇宙に有るあらゆるものまで法則が存在する。
人間だけが例外では無い。
私たちは、宇宙にある物で造られ同じ物理法則に従っている。
生きる意味を問うということは、人間とは何かを探求し、私達の存在がどのように宇宙と関連しているか解き明かすことにある。
生きる意味があるとすれば、どのような物か、
科学的に精神と肉体との思考実験から答えを出したのがデカルトだ。
有名な「我思う、ゆえに我あり」。
人間の脳は一千億の脳細胞と無数のシナプスのネットワークを電気信号で結んでいる。
精神も物理法則に従って動く宇宙の一部である。
意味とは何か。
意味はどこから来るか科学的に解明するには何故意識があるか究明する必要がある。
進化によって人間は自己を意識するようになった。
なぜそのような事が可能なったか。
1970年代ケンブリッジ大学の数学者ジョン・フォンウエイは、コンピュータ上のマトリックスに単純なルールで「ライフゲーム」というシュミレーションを行った。
その結果、まるで生きているような複雑な動きをする多数のバグが出現したのだ。
驚くべき結果だった。
脳は宇宙の星の数にしってきする程のニューロンのネットワークだ、従ってこのような複雑系は物理法則に従っていても予測できない。
自由意思とは、複雑系の精神の選択を指すのではないか。
人生の選択が物理現象だとしたら生きる意味とは何か。
現実とは何か。
我々が感じている現実とは、実在の世界の仮説なのだ。
音、色、匂いなどの五感は空気の振動、波長の違い、微粒子など我々の精神を離れて存在しないものなのだ。
脳で構築されたものを現実というのだ。
実在とは何なのか。
1960年代クオークは陽子の中に存在することが証明されたが、絶対に見えないものだった。
見えない物が存在していると言えるのか。
物理学では、そのクオーク理論が有効な限り実在する。
これを「モデル依存実在論」と言うらしい。
人間とは生物的機械でニューロンのネットワークで意識を生み出し、意識の三次元モデルを現実という。
生きる意味とは精神が作り上げたモデルの一つで感情や意味も同じく、愛も名誉も物事の善悪、それらもまた私達の精神の中で作り上げた宇宙の一部に他ならない。
人は現在を知覚するだけでなく意味を与えることも出来る。
人々の意識が宇宙誕生137億年の時間と素粒子から惑星、銀河団の存在の意味を与えている。
宇宙論者のカールセーガンは「人類は宇宙が自身を知るための手段だ」と。
最後にホーキング博士は「生きる意味とは私達の精神の中にか存在しないし、私たちは自身が創造主なのだと」
