今週amazonより届いた二冊。
しかし、amazonは品揃えが良い。
プライムを使えば、絶版になった過去の作品(中古)も手に入る。
日本最強の本屋さん。
西村健太の芥川賞受賞作。
森山未來、高良健吾、前田敦子、主演で映画化もされた。
11才の時、実父が強盗強姦事件を起こす。
中学時代は不登校となり国語以外は1ばかり。
中学卒業後は、一人で安アパートに住み肉体労働でその日ぐらし。
二十代は、たびたび暴力事件を起こし逮捕されたりしている。
三十代なかばより小説を書き始め芥川賞、川端康成文学賞、三島由紀夫賞などの候補になる。
ついに本作「苦役列車」で芥川賞を受賞した。
会見で、受賞しても誰かに言う友達もいないし「そろそろ風俗に行こうかと思っていた」と発言し話題になった。
中卒で父親が性犯罪者、肉体労働と居酒屋と風俗店の日々。
作者の夢も希望もないネガティブな青春の日常を描く、私小説。
落ちところまで落ちた最底辺の生活。
不思議と気持ちが良いかも知れない。
若いから貧乏も性欲も絵になる。
しかし、中年以降の歳をとったらどうだろう。
友達に最近「スープ飲む時やスパゲッティ食べるとき音を立てないで」と言われた。
中年以降でマナーが無く、貧乏で汚いオヤジはどうなんだろう。
まったく絵にならないし小説にもならないだろうが、それはそれで居心地が良いのだろうか。
「週間新潮」連載の実録もの。
色と金に溺れた男と女。
水上勉、新田次郎、中村うさぎ、内田春菊、たけし、なども執筆していたんだ。
ボタンの掛け違いとか、タイミングとか、自分もそう言う状況になれば彼らのような犯罪者になる可能性はある。
他人事ではない。
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