映画「碁盤斬り」 | Are you happy now?(アメブロVer.)

Are you happy now?(アメブロVer.)

1984年から聞き出した洋楽。そんな僕の好きなアーティスト、曲を紹介していきます♪
(ちなみに以前はlivedoorで書いてました)

映画「碁盤斬り」、見てきました。






基本的に映画館で見る映画は迫力のあるアクションものが多いんですが、囲碁好き、時代劇好きなんで、これは映画館で見ないと、と思って。


この映画のことが、日曜正午からのEテレ「囲碁フォーカス」の中でも紹介されてて、監督の白石和彌さんがコメントを寄せてくれてましたが、囲碁好き、時代劇好きならぜひ見てもらいたいですね。もちろん囲碁や時代劇がよくわからなくても!



囲碁のルールはわからなくても大丈夫だと思います。


僕自身が囲碁を知ってるから、知らない人が見たら難しいと感じるのかは正直わかりませんが。


ただどんなゲーム(将棋、麻雀、トランプ、etc.)でもそうだとは思いますが、そこにはやってる人の人間性が現れるんですよね。


この映画の中でも、真面目な主人公の柳田格之進(草彅剛)に感化されたケチ兵衛こと萬屋源兵衛(國村隼)の囲碁の打ち方(囲碁をやることを"囲碁を打つ"といいます)が変わり、それとともに商いのやり方も変わっていくのが、僕にはとても納得のいくお話でした。


そして杓子定規に生真面目だった格之進もまた、碁敵との対決を通して、物の見方は一方向からではないことに改めて気付き、変わっていくのです。


格之進の娘・お絹を演じた清原果耶さんは、これまでに時代劇で演じたことがあるのかわかりませんが、とても良かったです。


あと部屋の中のシーンとか、わりと暗めな感じでしたが、今みたいに蛍光灯なんかないから、これが普通だったんだろうなあと思って見てました。

だからこそ日差しや月明かりがとてもいい感じに表現されてたように思います。


とてもいい映画でした。




草彅剛くんは、昔、酔っ払って裸になってしまったことがありますが、この時僕が勤めていた会社の同僚の女の子が励ましの手紙を書いたら、コピーではあったと思いますが、ちゃんと本人の書いた手紙が返ってきて、「まさか返事が来るなんて」と、とっても感激してたのを覚えています。



草彅剛くんにはこれからも末長く頑張ってもらいたいです。