カノヒロの特撮《雑》日記(仮)記念すべき第1回目の投稿です。

こちらの投稿では、主に東映特撮シリーズで気になったことや新しく発見したことなどをメモ代わりに不定期で投稿していく予定です。

◼️第1回目のテーマは、『仮面ライダーBLACKのアップ用スーツ』についてです。


小学館のカラーワイド 仮面ライダーBLACK




今回、改めて「仮面ライダーBLACK」全51話を観返してみると新しい発見がありました。

『仮面ライダー』のTVシリーズ第8作目にあたる「仮面ライダーBLACK」では、胸の装甲がラテックス製で全身のスーツがジャージ素材のアクション用スーツとマルチアイ(複眼)に発光ギミックがあるマスク、胸の装甲がポリエステル、全身のスーツが合皮のアップ用スーツが撮影で使用されていました。

今回、特に注目したいのはアップ用スーツです。

「仮面ライダーBLACK」の物語が終盤に差し掛かったころ、ふと気になった点がありました。
それは、第49話を最後に下半身が合皮のアップ用スーツが撮影で使用されなくなり、それ以降の撮影では全て下半身がジャージ素材のアクション用スーツで統一されていました。


VHS 仮面ライダーBLACK[13・最終巻]


第49話「激闘!ダロムの死」の冒頭、クジラ怪人の聖なる海の洞窟でBLACKが復活した場面が全身アップ用スーツが登場した最後のシーンとなっていました。

このシーン以降、マスクや胸の装甲はアップ用が使用されたとしても下半身はアップ用の合皮スーツではありませんでした。(見落としがなければ・・・)

◼️何故、合皮のアップ用スーツ(下半身)は使用されなくなったのか?

この時期、BLACKと次回作『仮面ライダーBLACK RX』の撮影が並行して行われていたためかなり厳しい撮影スケジュールだったはずです。
BLACKのスーツアクターを担当した岡元次郎氏のスーツを着替える"待ちの時間"を短縮する必要があったのではないでしょうか?
マスクや胸の装甲は素早く着替えられても下半身のスーツを履き替えるのはかなりの手間だったと思います。

◼️第49話を最後に全身アップ用スーツのBLACKは登場しなくなったのか?

BLACKの第49話が全身アップ用スーツの最後の登場回になったわけですが、別作品ではまだ撮影で使用されていました。

次回作『仮面ライダーBLACK RX』の3D立体映画「仮面ライダー世界に駆ける」では、短いシーンですが全身アップ用スーツのBLACKが再登場していました。

また、映像作品ではないものの「仮面ライダーBLACK RX」撮影中に行われた11人ライダー撮影会で全身アップ用スーツのBLACKが登場しています。


講談社シリーズMOOK 仮面ライダー昭和 VOL.10 仮面ライダーBLACK


映像作品では、93年に発売されたLD・VHSソフト「東映テレビヒーロー図鑑VOL.1仮面ライダーBLACK」の映像内で全身アップ用スーツのBLACKが登場しています。


VHS 東映テレビヒーロー図鑑VOL.1 仮面ライダーBLACK


これが恐らくBLACKの全身アップ用スーツ最後の撮影だったのではないでしょうか?

昭和ライダーを代表して『仮面ライダーディケイド』のTV本編や劇場版などに登場したBLACKのスーツは、ジャージ素材で統一されています。いつかBLACKの全身アップ用スーツが復活する日は来るのでしょうか?

『仮面ライダーBLACK』生誕40周年の密かな楽しみだったりします。