東京国立博物館で開催されていた

『仁和寺と御室派のみほとけ』へ…


前期と後期で展示替えがあったのですが
ラインナップは後期一択!というわけで
後期が始まってすぐ行きました

入館料 1,600円

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後期を選んだ理由は、秘仏がいっぱい来る!

 

中でも一度は会ってみたい、憧れの仏像

葛井寺(ふじいでら)の国宝で秘仏の

『十一面千手千眼観世音菩薩』が上京!!!

 

持仏用の大手が38本、小手が1001本

合掌手2本という合計1041本の

手を持つリアル千手観音さん!

 

一般的な千手観音は合掌手を含めて42本で

表現されることが多いので、

正真正銘千手観音と名乗るにふさわしいお方

 

しかも「千手千眼」というだけあって

造像当初は一本一本つの手のひらに

目が描かれていたと言われ

現在でも一部の手のひらに墨書きが

残っているとのこと…

残念ながら、私には見えなかったけど

 

圧倒的存在感、マジで半端なかったーーー!

ものすごい迫力でした!!

 

ぐるっと一周できる展示方法で

背中側も見ることができました

 

ちなみに、背中に左右2本の柱が設置してあり

その柱に大手と小手が打ち付けられていて

正面から見ると千手が生えて見える仕組み

 

葛井寺(大阪)では毎月18日に公開ですが

照明も暗く、間近で見えないとい

うウワサを耳にしていたので

今回はかなり近くで見えて感動しました♪

 

左ページの秘仏全てが後期公開!

上段右:国宝 薬師如来坐像(仁和寺)

→像高がたった12cm!

 とっても小さい国宝仏♪かわいかった

 

上段左:国宝 十一面観音菩薩立像(道明寺)

→いつか会いたいと思っていた男前美仏

 菅原道真作と言われています

 実家では、毎月18日と25日に御開帳

 

中段中央:如意輪観音菩薩坐像(神呪寺)

→兵庫県の神呪寺(かんのうじ)在住

 初めて知りったこの如意輪ちゃんですが

 日本三如意輪としられている有名なお方

 (他2つは、観心寺と室生寺)

 ものすごい妖艶で魅了されました!

 実家では、毎年5月18日に御開帳

 

中段右:馬頭観音菩薩坐像(中山寺)

→以前、中山寺でお会いしてるので再会♪

 迫力ある馬頭さん

 通常は33年に一度の御開帳

 

下段中央:降三世明王立像(明通寺)

→降三世明王はかっくいー!

 平安時代作

 

下段左:千手観音菩薩坐像(雲辺寺)

→標高900メートルの山地にある

 徳島のお寺の本尊

   こちらもお初にお目にかかりました

 眼病治療のために造られた仏像さん

 

 

五智如来坐像もよかった~

 

もう一つの目玉が、普段は非公開の

仁和寺・観音堂の内部の再現!

 

観音堂に安置されている33体の仏像が
みんな揃って上京!
レプリカではなく全て本物です

しかもここだけ撮影OKという太っ腹企画

中央には千手観音立像


その脇侍に、降三世明王像、不動明王立像
二十八部衆立像、風神雷神立像が

安置されています

 


観音堂内、大混雑!人がかなり多く

写真撮るのは難しかった…
かなりのブレブレあせる

 


京都から東京へ修学旅行にやってきて

みんなで集合写真を撮りました的な…(笑)

 

 

修復されたばかりというだけあって
どの像も美しい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壁画も高精細画像で再現されていて
観音堂内をリアルに体感できました!


見ごたえたっぷり!!!!
ほんとにこれは行ってよかったー

 

 

もちろん常設展にも行きました♪
撮影OKのものだけ、パチリ

 

千手観音菩薩坐像


その脇侍に四天王

 

不動明王立像

本来は火焔光背付きのようですが

今回の展示は本体のみでした

 

阿弥陀如来坐像

 

平等院伝の雲中供養菩薩像

 

仁和寺展のお土産ドキドキ

 

雲辺寺の千手観音菩薩坐像のラベル♪

眼病治療の千手さんということで

ブルーベリーの飴です

 

空海直筆「三十帖冊子」の文字が

印刷されたてぬぐい

 

絵葉書♪