ラームカムヘーン国立博物館の次は

『ワット・チェトゥポン』へやってきました

 

スコータイ歴史公園は

四方を城壁が囲んでいますが

その城壁の南側、約2km離れた場所に

ワット・チェトゥポンがあります

 

15世紀初頭、後期スコータイ時代の寺院跡で

城壁南側の寺院では最大規模だったそうです

 

 

二重の堀の中に伽藍跡がありました

 

 

かつては、東に遊行像、北に坐像

西に立像、南に臥像の4体が祀られる

プラ・シー・イラヤボットが

あったそうですが

今残っているのは、こちらの東・西のみ

 

東側の遊行仏


首から下の部分しか残っていませんが
それでも一歩踏み出そうとする

足先まで伸びる曲線が
スコータイ時代の特徴をよく表しています

 

東側の遊行仏の裏側にあるのが

西側の立像


こちらも残念ながらお顔なし…

煉瓦の上から漆喰を塗って形作っているのが
よく分かるようになっていました

 

北の坐像と南の臥像も見てみたかったなぁ…




ラテライトで造られたといわれる
本堂も今は形がありませんが
仏塔が比較的きれいに残っていました

仏塔の中にいた仏像ちゃん




当時は重要寺院だったという面影は

今や遊行像と立像を残すのみですが

時代を経て風化した姿も

なかなか迫力がありました

 

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